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2018年に読んだデザイン・Web制作関連の書籍

今年はしょっぱな体調を崩したり、ハイパー忙しかったのでインプットが減ってしまったのですが、振り返るとそこそこ頑張ったなと思います。
今年はよく頑張った、自分!

 

では、2018年に読んだデザイン・Web制作関連の書籍です。

 

 

インクルーシブHTML + CSS & JavaScript

ソースレベルで「こう書けばよりアクセシブルだよ!」といったパターンが書かれている書籍。
デザイニングWebアクセシビリティ - アクセシブルな設計やコンテンツ制作のアプローチ」よりも実践的な内容で、面白みにはかけるかもしれないけどマークアップに迷ったときに読み返したい一冊。
HTML、CSSだけでなくJSもでてくるので完全に理解できない部分もあったのですが、アクセシブルなマークアップを勉強したい人におすすめできます。
個人的には訳書ではなく伊原さん、太田さんオリジナルのこういう本が読んでみたい。

 

インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン

インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン

  • 作者: Heydon Pickering,太田良典,伊原力也,株式会社Bスプラウト
  • 出版社/メーカー: ボーンデジタル
  • 発売日: 2017/11/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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情報アーキテクチャ

うどんさんにお誘い頂き参加したワークショップをきっかけに今年はIA(Information Architecture)を勉強しようと決めました。

オライリーの情報アーキテクチャ、通称シロクマ本。

最初にこの本を読むのは間違ってた感がありました。辞書なみに分厚いし、内容も辞書のよう。なんとか読み終えたけど、途中、読んでる内容がなんなのかよくわからない感じがずっと続いてしまいました…。

時々出てくるappleやスターバックスの事例は面白いです。

 

情報アーキテクチャ 第4版 ―見つけやすく理解しやすい情報設計

情報アーキテクチャ 第4版 ―見つけやすく理解しやすい情報設計

  • 作者: Louis Rosenfeld,Peter Morville,Jorge Arango,篠原稔和,岡真由美
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2016/11/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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IAシンキング

上記の通りシロクマ本こと「情報アーキテクチャ」を半分挫折しながら読んだのですが、情報アーキテクチャ・IAについて学ぶなら、まずは坂本さん著の「IAシンキング」が正解でした。

どのように情報を整理すればよいか、各章にいくつかの課題が用意されており、それに対しての思考プロセス、回答例と解説がされており理解しやすいです。

初版が2011年と古い本ではありますが、今でも変わらずIAシンキングはサイトの情報設計において役立つ内容だと思います。
(2010年のスマートフォンのシェアデータはびっくりしましたが 笑)

最近では「デザイン」は見た目の話ではなく、何かを解決するためのものである考え方が広まりつつあります。
本を書いた当初からこの考え方でサイトを分析していたと考えるとすごい。

にしても情報設計関係の本を読んでいると「政治」という言葉がちらほら出てきます。社内政治は大変ですよね…。

 

IAシンキング Web制作者・担当者のためのIA思考術

IAシンキング Web制作者・担当者のためのIA思考術

  • 作者: 坂本貴史,宮崎綾子,長谷川恭久
  • 出版社/メーカー: ワークスコーポレーション
  • 発売日: 2011/03/29
  • メディア: 単行本
  • 購入: 12人 クリック: 167回
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融けるデザイン

いいデザインとは道具が透明になる状態。つまり使っていることを感じさせない仕組みが必要。
融けるデザインとセットで「誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論」がよく引き合いにだされるけど、

「誰のためのデザイン?」はデザイン思考に関わる広範囲な内容。
「融けるデザイン」は実践的で具体的な内容。現代におけるインターネットとデザインの関わりについて。日本人が書いたものなので文章も読みやすい。

 

現代にある様々なものはまだまだインターネットを前提としたデザインがなされていないんだなと、ハッとする視点の書籍でした。

 

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

 

 

 

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わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス

わかりやすさは正義!
Googleアナリティクスの使い方をマーケティング要素を取り入れつつ、わかばちゃんとともに楽しく学ぶことが出来ます。
Googleアナリティクス、仕事でなんとなく眺めてるけど…って人は一度読んでみるのをおすすめします。Googleのサービスって全体的にどことなくとっつきにくいんですよね。

 

わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス〈アクセス解析・Webマーケティング入門〉

わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス〈アクセス解析・Webマーケティング入門〉

 

 

 

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門

こちらもわかばちゃんシリーズ。ほんとうにわかりやすくてありがたい。

ずっとSVNユーザーなのですが、Gitもそろそろ知っておかないとと思い読んでみて、Gitに持っていた疑問が少し解消できました。

 

Gitでもやはり競合が起こってしまうし、ややこしいところはややこしいしSVNからGitに乗り換えてもすべてが解決するわけではなさそう。
でもSourcetreeなどのソフトでGUIとして可視化されているのはすごく大きい。僕が最初に出会ったGitはSVNと変わらないインターフェイスだったので、ほんとによくわからなかったのです。

 

Gitの本領が発揮されるのは「プロジェクト管理者」がいることなんじゃないでしょうか。うちの場合、ソースを書く人が二人くらいで分業なので、その場合SVNとあんまりかわらないのかも?

 

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

 

 

 

2万回のA/Bテストからわかった 支持されるWebデザイン事例集

www.emuramemo.com

 

マーケティングに密接に関わるページをつくるWebデザイナーに読んで欲しい本。
デザインはかっこいいだけではもちろんダメだし、どれだけ自分が考え込んだデザインでも覆されるということがよく分かると思います。

 

2万回のA/Bテストからわかった 支持されるWebデザイン事例集

2万回のA/Bテストからわかった 支持されるWebデザイン事例集

 

 

 

 

以上、7冊でした。あと2冊途中のものがあります。

今年は週一回、1時間程度勉強する時間をとっていたのですが、来年はもうちょっと勉強をする習慣をつけたいというか、そういう環境を手に入れたい。

 

 

おまけ。2017年度版の記事です。

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