画像引用:デザイナーイベント「Hatena Design Hour #7」を開催します #hatenadesign - Hatena Design Group
株式会社はてなさんのデザインセミナーに行ってきました。
はじめてのはてな京都オフィス。
ずっと使い続けているあこがれのサービスの会社に行くのはとても緊張しました。
Hatena Design Hour #7の感想です。
Mackerelチーム
Mackerelというサーバー監視サービスの発表。
Mackerelのダッシュボードリニューアル
視覚言語(デザイン言語とも呼ばれたり)を用いてUIデザインの改善を行った話。
- 濃いめのグレー線の色はフォームの枠に使用する
- 薄いグレー線はデータの整理に使用する
など、装飾がどういう役割を持つのかルールを決める。
そうすることでユーザーは見た目で感覚的にコミュニケーションができる状態になります。
こういう作業はCSSと相性がよいですね。
Mackerelのコンテナ用エージェントのキャラクターができるまで
- 「ブレスト→手を動かす→話し合う」の繰り返し
- 話し合うときは「結局なんだっけ?」を忘れないこと
- キャラクターに落とし込んだ文脈をなるべく書き残すこと
- ペアデザインはいいぞ
デザインを一人で作り込んで、その意図や目的があやふやになってしまうことはあると思います。
ペアデザインだと「話し合う」「書き残す」をすることで、自然と説明ができるデザインに仕上がるのがポイントだと思います。
アートじゃない限り、一人でもんもんとデザインするのってあんまり良い結果がでないような気がします。言語化、大切。
はてなブログチーム
Googleオプティマイズを運用しての発表。
以前ABテストの本を読んで、Googleオプティマイズのことは気になっていました。
管理画面で感覚的に配置や変更ができるGoogleオプティマイズって実際どうなんだと思っていましたが、やはり見た目で変更するとソースが大変なことになるようです。
なのでなるべく自分でコードを書いて調整するのが良いとのこと。(CSSでdisplayをblock、noneを切り替えるなど)
- テストで良い結果が出ないことも多く、モチベーションの維持が大変
- グロースハックは片手間にできるものじゃない
など苦悩も見受けられました。
グロースハックは一筋縄じゃいかない、不安な気持ちとの戦いですね…。
プレゼン内でおすすめされていたグロースハック本、とりあえずほしいものリストに追加。
いちばんやさしいグロースハックの教本 人気講師が教える急成長マーケティング戦略 「いちばんやさしい教本」シリーズ
- 作者: 金山裕樹,梶谷健人
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: Kindle版
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マンガチーム
雑誌というバリエーション豊かな商品を扱うデザインの難しさ。
サムネイルをこれでもかというくらい大きくしてコンビニに並んでいるような楽しさを演出したのはなるほどでした。
今の時代「スクショで映える」ことも重要ポイントですね。自分がいかに無意識にスマートフォンを使っているかを思い知らされました。そして、サイトを使うユーザーや、出版関係者がどうしたら喜んでもらえるかの試行錯誤がすごかったです。巻き込み力はサービスを加速させる!
マンガアプリの話では、お金が発生する箇所をOSの標準アラートではなく、UIを作り込んだのはとてもデザインだなと思える話でした。
お金を払うときにそっけないアラートで機械的になってしまうと少し不安になりますよね。そこにデザインを取り入れ丁寧に作り込み安心感を与えることで、よりよいユーザー体験が提供できるわけです。
デザインには意味がある!
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さいごに
実は4年前のHatena Design Hourに応募して抽選漏れした過去があります。
ですので、今回参加できてほんとうにめちゃ嬉しかったのです。4年越しの思い…!
京都はセミナー自体が少ないので、デザイン系となると探すのが大変。
はてなさんには4年毎と言わず、4ヶ月毎にでもやってほしいです(切実に)。
そして、恐怖の懇親会、声をかけてくださった方々、ほんとうにありがとうございました。帰り際にほんの少し、はてなデザイナーの方とも会話できてよかったです。
さて、はてなのデザイナーになるにはどうすればいいでしょうか?
精進します!
これがはてなギターだ!! #hatenadesign pic.twitter.com/NemOwHZPKs
— e-mura (@ememra) June 7, 2019