この間、Bluetoothスピーカーの快適さを体感したのでBluetoothイヤホンも買ってみました。
3000円以内で手頃そうなTaoTronicsのTT-BH07にしました。
パッケージ・付属品
シンプルながらオシャレなパッケージ。
内容は、簡易なケース、イヤーパッド、イヤホン本体、充電用USBケーブル、説明書。
充電・操作方法
Android端末でよく使われるmicroUSBで充電できます。充電用のUSB端子はコントローラー部分についています。
USBケーブルを挿して充電。
Bluetooth機器の認識のさせ方
はじめ、電源を入れて、Bluetoothがつながらなくて焦りましたが、
電源をいれる時よりも更に長押しするとランプが青赤点滅するのでこの状態で機器が認識されるようになります。(ソニーのが青点滅状態が認識だったので勘違いした)
説明書はちゃんと読むべきでした。
操作は簡単
真ん中の再生ボタンを長押しすると電源が入り、ピロリロリーンとイヤホンから音がなります。電源をオフするときも長押しで、ピ・・・ピロリロとなるまで押し続けます。
ほかには
・ボリューム+ボタンを長押しで曲送り
・ボリューム-ボタンを長押しで曲戻し
など。耳元で操作できるのがとても楽。
電池が無くなりそうになると1分おきぐらいにピロリロと音で知らせてくれるので安心です。充電式なので電源の切り忘れに注意。
使用感
ちょっと外したい時に便利
TaoTronics TT-BH07はイヤホンの側面がマグネットになっておりくっつきます。イヤホンを外した時に首元でくっつけておけばネックレスのようになり、無くす心配がありません。
フィット感が最高で耳からはずれにくい
TT-BH07は耳の内側にかけるフックがあり、耳から外れにくくなっています。
いままでカナル式のイヤホンは歩いていると耳からよく外れそうになっていたのですが、TT-BH07は全然外れません。イヤーフックのおかげでしょうか。
無線は快適
やっぱりこれですね。ショルダーバッグを背負ってて、中身を取り出すときなどケーブルを一切気にしなくていい。音楽を一時停止したり曲飛ばしするのにいちいちスマートフォンをポケットから出さなくていい。バスや電車だとあんまり身動きが取れないことがあるけど、そういうときに耳元の操作ボタンが非常に助かります。
たまにプツプツ音飛びしますが許容範囲。特に信号機付近で電波の影響を受けるようです。
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音質
スマートフォン端末によってBluetoothの音質の違いってあるの?と思ってたらこんな記事が。
aptX(アプトエックス)対応端末だと高音質のデータを飛ばせるとのこと。
aptX(アプトエックス)とは
"「apt-X」は、Bluetoothによる無線通信で使われる圧縮形式だ。
パソコンでの音楽の保存に使われるMP3などとはまったく別の「転送用」の圧縮規格。
元の音楽ファイルがMP3でもAACでも、Bluetoothでのデータ転送の際には「apt-X」形式に変換されて、受信デバイスに送られることになる。"
・Bluetoothのヘッドホンやレシーバーに「apt-Xコーデック対応」って書いてるけど何? | 情強ツールズ.com
今回購入したBluetoothイヤホン、TaoTronics TT-BH07はaptX対応。
そしてNexus5はaptX非対応とのことでした…!
対応端末から再生するとどれくらい音質変わるんだろう。次スマートフォン乗り換える時はここも気をつけて選ぼう。(※最後にaptX対応機種でのレビューを追記しました)
というわけで、音質はそれを踏まえたうえで読んでいただければと思います。
nexus5(aptX非対応)で聴いてみる
Amazonレビューに「高域がスッキリとして〜」とあり、他にも好印象の音質と書かれており期待しましたが、自分が聴いた感じ低音が強調されたヘビーなサウンドでした。音質はいくら数値で示されても個々人の感覚で聴こえ方が異なるので難しいところです。ベースやギターの巻き弦の響きというかツヤ感はあまり聴こえませんでした。
フィリップスのSHE9710と比べるとかなり低音が効いているのがわかります。SHE9710は高域重視のイヤホンなので低音は少なめです。
2000円前後の低価格帯イヤホンを試して、一番フラットに感じたCreativeのEPシリーズのイヤホン。
EP-830とくらべてみても、やはり低音成分が多めです。
イヤーパッドをフィリップスのものに交換して使うと少し低域が減少して聴きやすくなりました。イヤーパッドは薄ければ高音がクリアに、分厚ければ低音が太くなる気がします。
TaoTronics TT-BH07付属のイヤーパッドはしっかり分厚め、フィリップスはふにゃふにゃ薄めです。カナルタイプのイヤホンはフィット感で音が変わるので、イヤーパッドの規格が合うものをもっていれば色々試してみると良いです。
おまけにCRESYNの1500円ヘッドホンとも比べてみました。
このヘッドフォンは低域が多いとおもいきや音の分離感やツヤが感じ取れます。すごいよね。こちらは耳に全然フィットしないので外で使えないですが。
TaoTronics TT-BH07は低域が多く、音の分離感やツヤがわかりにくいので音質はそんなにかなぁといった感じでした。いいイヤホンだと、低音が出ていても分離感がしっかりとあります。aptX対応端末だと、こもりが少なくクリアに聴こえるという声もあるのでaptX非対応なのが大きいのかな?まぁ、ちょっと衝動買いが過ぎました。
昔はBluetoothイヤホンは音が悪いと言われてるものだったらしいのですが、それが少しわかりました。電波の飛ばし方でも音質が左右されるのですね。全然知りませんでした。レビューを書くうちに気づくこともある。
他のBluetoothイヤホンを試していないのでなんともいえませんが、aptX対応端末でなければ音質の面で有線のほうがコスパがよいかもです。イヤホンは外で聴くことが多いので、歩きながら聴くことを考えると音質はそれほど気にしません。それよりもスマートフォン本体との間にケーブルのない快適さです。負け惜しみではありません!
追記:Xperia Z5 Compact(aptX対応)で聴いてみた
最近機種変更したので追記します。
Xperia Z5 CompactでTaoTronics TT-BH07をBluetooth接続すると「aptX対応機器と接続しました」と画面に表示されます。調べてもなかなか情報が出てきませんでしたが、Xperia Z5 CompactはaptXに対応しています!
気になる音についてですが、aptX非対応のものと比べてクリア、低音もスッキリして芯がでて解像度が上がりました。低音は若干まだ大きすぎるかなと思うんですが、周りの音を占領するほどではなくずいぶんと聴きやすくなりました。これがaptXの力か…。正直あまり期待はしてませんでしたが、この音質なら音楽を聴く不快さは無いと思います。
少しはSONY製品の力もあるような気がしますが、どうなんでしょう。とにかく良かったです。TaoTronics TT-BH07はaptX対応機種であればBluetoothイヤホンの入門として安心して使えると思います。
教訓
Bluetoothイヤホンを買うときは、
・Androidの場合はスマートフォン本体とイヤホンが「aptX」対応か
・iPhoneの場合はイヤホンが「AAC」対応か
をチェックする。
知らないと難しい話でした。
というわけで、音質についてはaptX対応スマートフォンに機種変更したらまた追記します。ちなみにnexus5xは対応してるみたいで、近年のAndroid機種なら多くが対応しているとのこと。
さらに追記:買ってから1年と少しでバッテリーに寿命が
充電がやけに早く終わるなと思ったら、どうやらバッテリーに寿命が来たようです。30分も立たずにビープ音が鳴り、停止。Amazonレビューを見ると、同じような方が多いようです。1年以内であれば保証期間で交換してもらえるらしいのでチャレンジするのもよしです、交換してもらえたとの声も多いので。Bluetoothイヤホン、かなり便利だけど一年しかバッテリー寿命が持たないなら手を出しにくい…。普通はもっと持つものですかね?うーむ。

TaoTronics Bluetooth 4.1ステレオイヤホン、マグネティックヘッドホン、 イヤーバッド イヤーフック付け、内蔵式マイク TT-BH07
- 出版社/メーカー: TaoTronics
- メディア: エレクトロニクス
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