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会社で勉強会をやってみて

以前読んだ「デザイニングWebアクセシビリティ」が実務の参考になりそうだったので共有しなければ!と思い、会社で毎朝時間をとって勉強会を行うようになりました。

 

 

勉強会でやっていること

本をみんなで朗読

今はみんなで朗読する形式にしています。


初めは自分がメインでしゃべっていましたが、1ページや1段落ごとなどを回し読みするような形にしました。このほうが、みんなが勉強会に対しての集中力が上がった気がします。聞いてるだけだと眠くなってしまうので。

 

朗読形式だと勉強会を開く敷居が非常に低いのでおすすめです。書籍の内容によって相性のよしあしはあるかと思いますが。

 

 

 

勉強会をやってよかったこと

意見がでる

はじめは重要そうなポイントだけまとめて僕が一方的にアウトプットしてサッと終わらせるつもりでしたが、

 

「この前の案件でこんなことあったよね」
「これどういう意味?」
「これの実現は難しいんじゃないか」
「最近はこういうのが流行ってるね」


など、想像以上にみんなの意見が飛び交いました。自分の考えもしなかったような視点や発想もでてくるし、自分の引っかかっていた部分について意見をきくこともできます。

 

意見が盛り上がって、話が脱線することも多々ありますが、それもいいと思います。
なるべくみんなが意見を言える状態を作ったほうが、意義のある勉強会になるかと。あと、朗読中に相槌を打ってくれる人は大事。

 

 

共有できる知識のベースが作れる

個人で仕入れる情報量にはバラツキがあります。

 

Webの仕事をしているからといってみんながみんなWeb技術の最新情報を仕入れるのかというと、それはありません。仕事中は目の前の作業でいっぱいいっぱいだったり、プライベートでは子育てをしてたり、勉強にリソースを割ける時間がない人もいます。

 

しかし、情報を仕入れることに時間をさけなければ自然とレガシーな会社になっていきます。また、自分一人だけで情報をインプットしても強い会社にはなりません。

 

会社内へ情報をアウトプットして共有することで、社内の知識や認識をある程度均一化できると思います。

 

インプット→アウトプット→共有、の流れは大切です。

 

 

 

デメリット

みんなの時間を拘束することになります。
うちは少人数の会社だからこういった勉強会をできている、というのもあると思います。しかもありがたいことに勤務時間内で行っています。

 

デメリットといったものの、無理やりにでも会社で情報共有をする機会を作ることは、長期的に見て無駄では無いはず。日頃忙しい人ほど情報収集にさける時間が少ないので、そういう人にほど勉強をする決まった時間を作ることが大切。

 

ただし、勉強する内容と全く関係ない職種の人を無理に参加させるのはつらいと思います。

 

 

進むペースについて

1日1時間ほど勉強会をして、進める項目はたったの1つか2つくらい。ページにして10pも進みません。

 

地道に情報や認識を共有できたら良いかなと思います。

 

 

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デザイニングWebアクセシビリティ - アクセシブルな設計やコンテンツ制作のアプローチ

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