京都は北山通りの東洋亭です。ハンバーグステーキを食べに来ました。
東洋亭とは
東洋亭は1897年に「西洋料理」の美味しさを食べてほしいという思いで、東洋亭ホテルの開業からはじまりました。しれっと「京都で最初の洋食を提供」と書かれている歴史のあるお店。
1966年に今の北山本店へ移ったようです。
ディスプレイケースに「TOUYOUTEI 1897」の文字。ピザや洋食がならんでいますが、なんといってもハンバーグステーキがおすすすめ。お得なランチセットがおすすめです。
休日のお昼1時ごろについたときには、満席の行列。10組以上待ち。
駐車場は10台くらいと多めだったので停めることができました。
北山通りは少し歩けば周りにお店もあるので、名前を記入した後はブラブラしてみるのもよいです。
ハンバーグステーキのランチ料金
Aランチ ¥1,320
トマトサラダ、ライスorパン、ハンバーグステーキ
Bランチ ¥1,720
トマトサラダ、ライスorパン、ハンバーグステーキ、コーヒーor紅茶orカモミール、デザート
休日でこの料金でした。ちょっといいもの食べたい!って時にちょうどいい価格。
Bランチはドリンク、デザート付きでこの価格なのでおすすめ。
「20年くらい前はAランチが1000円ぐらいやったのになぁ」と母がつぶやいておりました。食べログのメニュー写真を見ても、値段は年々変動しているようです。店舗によっても多少異なるかも。
お店の様子
店に入るとデザートが並んでいます。プリンやエクレアなどスポンジ系ではないケーキも多め。Bランチを選んだ方はデザートケースを前に迷いながら待つのもよし。
たくさんのトマト。これが本当に美味しい。
僕はトマト嫌いだったのですが、東洋亭のトマトを食べて、むしろトマトが好きになったくらいの美味しさです。
席につくと、高級感あふれる食器が置いてあります。
他には写真にとっていませんが西洋を思わせるさまざまな雑貨が店内をかざっています。模型など、船関連のものが多かったですかね。
料理
きました、トマトです。
湯剥きしたトマト丸ごと一個にドレッシングがかかっています。
下にツナやきゅうり、たまねぎのサラダが隠れています。
トマトにナイフを入れるとサクッと断面がシャープに切れるくらいのしっかりした実。味はクセやエグミがなくとてもさっぱり。トマト好きな人は物足りないらしいですが、僕はこれが大好きです。トマト嫌いな人は一度食べてみてください。
トマトをドレッシングとツナサラダとともに味わいながらハンバーグステーキに備えて胃を守ります。
パンと同タイミングくらいにパンパンのホイルに包まれたハンバーグステーキが到着。
ホイル包みは何歳になってもうれしい。
パンはサクッとやわらかいバケット。歯が悪くても大丈夫です。
ホイル包みの横にはクレソンとじゃがいもが丸ごと一個。
じゃがいもの皮はパリパリ、中身はマッシュしたポテトサラダかと思うくらいのホクホクの柔らかさ。バターとの程よい塩分と水分量、じゃがいもの甘みの組み合わせが最高においしい。
ホイルにナイフを入れるとハンバーグステーキの登場です。ソースがまだグツグツと沸騰しています。
ハンバーグの上には、うれしい牛肉の煮込んだものがワンカット。胃もたれのしないやさしくジューシーな味わい。いかにも洋食屋な感じのデミグラスソースが期待を裏切らない美味しさ。たまにじゃがいもをつけたりして食べます。
最後の方はアルミホイルを一緒に食べてしまわないように。
じゃがいもがボリューミーなので、一緒に来た親はデザートの前に満腹のようでした。
最後にデザートとコーヒー。写真がぼけてしまいました。
デザートは種類によってプラス料金になります。写真はピスタチオのケーキ、+80円くらい。あっさりした甘さで食後にピッタリでした。美味しい。個人的にデザートの種類が好みだったのもポイントが高い。
東洋亭は10年ぶりぐらいにきましたが、なんで10年も来なかったのか!と思うくらいの大満足。ハンバーグステーキはもちろん美味しいとして、それについてくるトマトとじゃがいもが最高です。この組み合わせは是非味わってほしいです。
レストランほど気を張らずに来れるので、並ぶのは必須ですが気軽に訪れてみてください。
場所
東洋亭の本店は、京都では少しセレブな街の北山通り。植物園がすぐ近くです。
どうせなら本店でレトロな雰囲気とともに楽しんでほしいですが、京都で5店舗、大阪でも5店舗あるので、お近くのお店で。
周りのお店
イノブン、ネオマートなどのおしゃれ雑貨・家具店。メガネ好きなら京都北山 めがね屋 丹ともおすすめ。マールブランシュもすぐ近くです。
ほかにもおしゃれな店があるので優雅に散歩できます。