最近バンドでユーストリーム中継をしています。
しかし、iPhoneの本体マイクだと少し不満があります。
・設置する位置に制限がある
・アコースティックなバンドでは配信動画の音量がどうしても小さい
メンバーが「iPhoneにつなげられるインターフェイスがある」(つまり、iPhoneに外部マイクを挿して録音ができる)とのことで早速注文して試しました。
TASCAM マイク ギターインターフェース iPad iPhone iPod touch用 iXZ
インプット端子:フォン、キャノン(XLR)
アウトプット端子:イヤホンジャック
操作部分:ボリューム、マイク/ギターのモード切替、ファンタム電源ON/OFF
接続はフォンもキャノンも使えるので、ギターのシールドをそのまま挿すこともできます。ファンタム電源が使えるのでコンデンサマイクが立てられます。
ボリュームツマミが歯車タイプなので、どのくらい上がっているのかわかりにくいですが試した感じMAXで大丈夫と思います。ロックバンドの場合はMAXだと音が割れるかもしれません。アウトプットにイヤホンジャックがついているので、気になる場合はそれでモニターすると良いと思います。
接続は
「iPhone」→「iXZ」→「マイク」
とかなりシンプル。専用アプリのインストールも必要なく、ユーストリームアプリはもちろん、録音アプリ全般で使うことができます。
ミキサーをもっていれば
「iPhone」→「iXZ」→「ミキサー」→「複数のマイク」
ということも恐らく可能なのでしっかり録音することもできそうです。
「iPad iPhone iPod touch用」と書いてありますが、自分のAndroid端末のNexus5で試したところやはり動作しませんでした…(本体マイクで録音されてた)。
録音結果
↑iPhone本体マイクで録音した動画(4:50くらいから演奏)
静かな曲では音量がものたりません。
↑iXZをとおしてコンデンサマイクで録音した動画(2:40くらいから演奏)
カメラを遠くに置きながら、マイクは奏者に近づけられるので音量は少し大きくなりました。iPhoneの内蔵マイクはそこそこいいものを使ってると思ってたのですが、外部のコンデンサマイクのほうがクリアで全然よかったです。コンデンサマイクのものによりけりでしょうが。
iPhoneを使って動画中継をするバンドマンにとってはいい商品です。
TASCAM マイク ギターインターフェース iPad iPhone iPod touch用 iXZ
- 出版社/メーカー: TASCAM
- 発売日: 2011/09/23
- メディア: Personal Computers
- 購入: 2人 クリック: 9回
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