僕はマークアップを7割、デザインを3割くらいで仕事をやっていますが、
「JSコピペエンジニアから脱却したい!」と思い、今年はプログラミングの勉強に力を入れました。
結論を書くと、コピペから脱却はできていないものの、片足分くらいは自力でコードを書けるようになったと思います。(jQueryだけど…)
以下、やったことのまとめです。
プログラミング学習サイト
プログラミングを勉強するにあたって一番入りやすいのはプログラミング学習サイト。
たくさんあるプログラミング学習サイトの中でもやはり強いのは
- ドットインストール
- Progate
の2つ。
どちらも日本語なので本当にありがたいです。
これらのおすすめの使い方としては
- ドットインストールでざっくりとした知識をつける
- Progateで自力でコードを書く
の順で学ぶことです。
ドットインストール
「3分動画でマスターできる」とあるように、スキマ時間に気軽に見ることができます。
昼休みに1レッスンだけでも見る!とか、1日10レッスンずつ進めるぞ!とか目標をもって取り組むとよいです。
長所
- どの動画も3分以内なので気軽に見ることができる。
- 取り扱い言語が多い(現時点で408レッスン、6,044本の動画)
- 安定した解説力
短所
- わりと早口なのでついていくのが辛い時がある
- レッスンによっては前提知識の壁が高い(プログラミング全般に言えることですが)
- 詳解JSなど、有料でしか学べないプランが増えてしまった
短所については、有料プランで解決できることが多いので仕方ないと思います。今まで無料で公開されていたほうが奇跡やったんや。
ちなみにプレミアム会員は月額1,080円 (税込)。
Progate(有料プラン)
ドットインストールでざっくりした知識を付けたので、次は自力でコードを書いてみようと思い、ドリル的なものが無いかと探したどり着いたのがProgateです。
Progateは無料でいくつかレッスンを試してみて、その丁寧さに感動して、すぐに有料プランにしました。ですので有料前提での感想となります。
長所
- 赤ペン先生のような感じでわかりやすい
- 自分でコードを書くので力がつく
- 変数名などをコピペできて気が利いている
- コードが上手く動かない場合は正解のコードと照らし合わせる事ができる
- 面倒な環境構築が不要
- キャラクターがかわいい
短所
- 答えがすぐ見れるので無心でやると力がつかない
- 取り扱い言語はまだ少なめ(現時点で全14コース・76レッスン)
Progateは胸を張って、有料プランをおすすめできます。
お金をかけたくない方は、レッスンを厳選して短期間で集中して進め、解約するのがいいと思います。
おまけ:Udemy
ちょっとだけUdemyも試しました。
長所
- セールが頻繁に行われるので安く動画教材を購入できる
- 海外の動画も豊富
短所
- 教材の質が講師によってマチマチ
- 教材を選ぶスキルも必要
- セール時期外に買うと損をする気がして買えない
UdemyはJSだけにしても色んな人が動画をアップしており、教材を探すスキルも問われます。ただ、自分に合う講師が見つかるととても良いと思います。英語が分かる人であれば海外教材は強い味方になるかも。
書籍
プログラミング学習サイトと並行して読んだ本が一冊あります。
ふりがなプログラミングです。

スラスラ読める JavaScript ふりがなプログラミング (ふりがなプログラミングシリーズ)
- 作者:リブロワークス
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2018/06/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
簡単と思いきや、プログラミング初心者の自分にとっては想像より難しかったです。
難しいと感じたときはコードをノートに書きながら考えて進めるようにしました。
わかりやすい言葉で丁寧にプログラミングの仕組みを解説してくれているので、プログラミングに慣れるためのいい一冊だと思います。
なにより、これを読むと人にプログラミングを説明できる力が付くのが良いです。
勉強会
とても良いタイミングに知り合いのお声がけがあり、少人数でプログラミングの勉強会をやるようになりました。イベント運営ほどの規模ではなく、コンパスとかで公開はしていませんが、「はんなり勉強会」として主に京都や大阪で活動しています。
はじめはVue、Nuxtの教本を一冊読み切るのを目標にし、最後はそれぞれの発表で締めくくりました。
掌田さんの文章は親しみやすく入門にぴったりでした。(ただ、レビューに指摘があるように誤植は多い!)
勉強会をやってみて思ったのは、プログラミングは人に教えてもらうのが一番効率よく学習できるということ。
独学でプログラミングを勉強すると、ちょっとした言葉の意味や、暗黙のルール(バックグラウンドでどんなことを処理してくれているのか)が分からず躓いてしまい挫折することが多かったのですが、勉強会でそれをすぐ聞ける環境はとてもとてもありがたかったです。
実践
あとは実践あるのみです。
はじめはコピペしたコードをいじるくらいでも良いので、とにかく自分の実現したいものを作ってみる。
今まではプログラマにお願いしていた作業を、簡単そうな部分から自分で実装してみることにしました。
ここからは、書いては動かず調べて…の繰り返し。
自分で1からコードを書かなければいけないときは、まずはやりたい動作を文章で箇条書きに洗い出すのがおすすめです。
最後に
プログラミングを書くようになると、エンジニア達とのやりとりがスムーズになることは間違いありません。
コードを書けなくても仕組みを理解するだけでも十分に価値はあります。
プログラミングに触れてみたい方は、まずドットインストールを眺めるところからはじめてもいいんじゃないでしょうか。