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最近のバンドから感じるグローバルな雰囲気

ラジオから流れて来たかっこいい音楽を「洋楽かな?」なんて調べてみるとなんと日本人のバンドだったりします。しかも20代半ばの若者アーティストもいて驚くばかり。

 

 

ひとまずそんな衝撃を受けた若きバンドの音楽を貼り付けてみます。

 

Suchmos(サチモス)


Suchmos "STAY TUNE" (Official Music Video)

サチモスはベースのタイム感が素晴らしくかっこいい。

 

Nulbarich


Nulbarich - NEW ERA [YouTube Ver.]

Maroon5を思わせる爽やかな歌とバンドサウンド。ギターがにくい。

 

The Fin.

浮遊感のあるハイトーンな歌とエフェクトの使い方が心地よい。 

 

Rei

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彼女はそもそも海外生活をしていたので発音がネイティブですね。

 

 

僕が知る限りでは、一昔前の話ですが、かなりオシャレで洋楽風なアーティストを発見したとしても、あくまで洋楽「風」としか感じることがありませんでした。どことなくやぼったい英語の発音だったり、音楽の核には日本人のセンスが垣間見えてしまうし音源の仕上げも日本っぽさがある。

 

しかし、上にあげた彼らの音楽がラジオから耳に入ってきたとき、日本人の作った音楽とは1mmも感じなかったです。歌詞をよく聴いてみたら、あ、日本語だ!と気付くくらい。根本からなにかが違うみたいです。

 

 

Youtubeの登場

Youtubeが日本で広まり始めたのが2006年ごろ。約10年前です。彼らが現在25歳くらいだとすると、当時は15歳。中学~高校の頃にYoutubeが見れる状態にあったということです。いろんなものを吸収する多感な時期に、メジャー、マイナー関係なく世界中の音楽を無料で聴く機会があったということは、彼らに大きい影響を与えたのではないでしょうか。(もちろん今よりはアップロードされていた動画数は格段に少ないですが)

 

自分が高校生の頃はというと、少ない小遣いでJ-POPや王道な洋楽をレンタルするのに精一杯で、普通に生活してるとサブカルチャーな音楽が耳に入る機会はほぼありません。携帯電話はもちろんガラケーで写メールが全盛期。ネットで画像を集めるのが流行ったくらいで、動画を見るなんてことは未来の話。さらにいうと世間においてネットの影響力はさほどなく、まだまだTVが主流の時代でした。生活にある音楽のほとんどがJ-POPなのです。

 

僕がYoutubeに出会ったのは大学生の頃で、友達の家のPCでレッチリなどのライブ映像を見て興奮したものでした。まだまだ動画数は少なかったけど、大金でDVDを買うこと無く、無料でライブ映像が見れることに感動を覚えつつもこんな違法っぽいものすぐになくなるだろうとも思ってました。

 

 

iPhoneの発売

2008年にはiPhone3Gが発売されます。彼らが大学に入るかどうかといった時期です。流行に敏感な人であれば、iPhoneを持って授業の合間にYoutubeを楽しんでしょう。iPhoneの発売によって世界中の音楽が個人の端末でいつでもどこでも楽しめるようになりました。


YoutubeやiPhoneが広まることで、聴きたい音楽が聴きたい人へちゃんと届く時代になったのではないかなぁと思います。それは音楽を使って集中的で広告的な商売がやりにくくなっていることにも繋がっているかもしれません。それが良いとか悪いとかではなく、限られたメディアで限られた音楽を聴く時代ではなくなってますよね。

 

 

最後に

世界の音楽にたくさん触れて育ってきたであろう彼らが作る音楽には日本人からかけ離れたセンスを感じます。自分の想像を越えた音楽を聴くことができたし、それは僕が着実におじさんになっているということをひしひしと感じました。

 

まぁ僕が勝手にいろんな妄想をして勘違いをしてる部分も多いでしょうが、彼らの作るグローバルな音楽が、世間にどう受けられて日本の音楽がどう変わっていくのかがとても楽しみです。

 

これからの日本の若者は世界に向けて音楽をやっていくのがスタンダードになるかもしれませんね。

  

 

 

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