SEOの本では有名なんじゃないでしょうか。「いちばんやさしい」とのことで、SEOの知識がふんわりしてる自分にはちょうどよいと思い読んでみました。
SEOは役職で言えばディレクターが大きく関わる事が多いと思います。しかし、サイトのシステム面ではエンジニアが関わったり、サイトの顔を作るデザイナーが関わる部分もあり、WEB業界にいればなにかしら触れる機会があると思います。
特に小さい会社だと、デザイナーがサイトの提案やワイヤーフレーム作成からコーディングまで幅広く作業をする場合もあります。そういった時にSEOの知識が少しでもあるほうが検索エンジンに強いサイトを作ることができます。
例えば、
・見出しの下にはリード文を置く
・人気項目は上に持ってくる
・サイトの構造はメッシュ型にする
など、デザインやコーディングの段階でも、SEOの知識があることで、どのようにサイトを作ればよいのかが変わってくると思います。とても単純なことかもしれませんが、ちゃんと出来てるサイトって実は少ないんじゃないでしょうか。
今まで参考サイトを見ながらなんとなくデザインしていた箇所も「なぜそういうふうに作られているのか」ちゃんと理由がある事がわかりました。
SEOの教本を読んだ後に、有名サイトを、どこにどんなパーツやシステムが配置されているのか考えながら見るのも面白いと思います。
SEOの教本はユーザー目線もしっかり取り入れたSEO対策の内容だったのでこの先も使っていける情報もありますが、Googleがアルゴリズムを変えていくと、どんどん古くなってしまう部分もあるので(今回はスマートフォン向けの内容やGoogle Page Rankの情報などがもう古くなっていました)、年に一冊位は新しい情報を取り入れていきたいですね。

いちばんやさしい新しいSEOの教本 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方
- 作者: 安川洋,江沢真紀,村山佑介
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2014/02/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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