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KIRINJI TOUR 2014 梅田 CLUB QUATTRO行ってきました

KIRINJI 2014 グッズ

今年もKIRINJIのライブに行ってきました。

現在続いているアーティストのなかで最も好きなバンドです。現在進行形でカッコイイバンドなんてなかなか見れるもんじゃないですよ。だらだらと感想です。

 

 

アルバム「11」 をリリースしてからのツアー。

「11」を聴いた時は音の雰囲気から全然いままでとは違うものを感じました。最初の1音目から、これはなにか新しいことがはじまるぞ!と。打ち込み感やキーボードのアプローチなど、とても新鮮です。

 

「11」からの曲は純粋にバンドで作り上げてきたものなのでライブで演奏していても完成度がずば抜けて高い。過去曲ももちろんいいのだけれど、バンドをやってた人間として思うのは、過去曲は当時作られてきた「型」みたいなものにとらわれてしまうので、昔よりも良くすることがなかなか難しかったりします。

 

その「型」を崩せる手法として、大きくアレンジを変えて演奏している曲は、ほんとに「おぉ!」と思わされます。今のKIRINJIの曲になってる!と。またそのアレンジのセンスがすごいカッコイイ。

 

こんなことを書くとあれかもしれませんが、いままで兄弟としてやっていた「キリンジ」はお互いのいいところを相殺してしまってうまく突き抜けられなかったところがありましたが、それぞれ別のアーティストとしてやっていくことでより説得力のある音楽になったと思います。それを今回のライブでヒシヒシと感じまし、新参者の私目線では、ラストライブよりも今のほうがすごくいい雰囲気でカッコイイと思いました。

 

そういうことも含めて、今回の一番の盛り上がりは「都市鉱山」ではなく「雲呑ガール」だったのも納得です。「11」の曲はどれも輝いてましたね。

 

セットリストはこちら↓

http://natural-llc.com/kirinji/2014/11/16/2953/

 

 

使用機材、音など

今回は中央で見たからか、PAがうまかったのか、音のバランスがかなり良く聞こえました。かなしいけど前回の新メンバー初ライブより客が少なかったです。が、その分いい場所で見れました。

 

高樹さんのギターは赤いレスポールデラックスとテイラーらしきエレアコ。このエレアコがほんとに良い音だったのです。あれだけアコギ感のある音がライブで出せるとは。さすがテイラー。よく楽器屋で見かけるのはボディーの色が白っぽくて好きじゃないんだよなぁ。高樹さんが使ってたのいい色だったな。高樹さん、わりとエレキをミスってました 笑。それにしてもこの一年で歌がすごい安定してました。今回はティン・ホイッスルも「バターのように」「TREKKING SONG」で活躍。

Waltons ティンホイッスル ブラス D管 1506

Waltons ティンホイッスル ブラス D管 1506

 

 

弓木ちゃんは前回からギターを変更して、YAMAHAのSG。そうきたか!SGまだ現行で売ってるんですね。なかなかの高級ギターです。

SG1820 - SGシリーズ - ヤマハ株式会社

ソリッドでクリーンの音が良かったです。前回のライブよりも音がかなりしっかりして、テクニックあふれるソロがよく聴こえました。ほんとにそっちの出身なんだなと。そのせいか、ソロの音作りが変なフュージョンバンドのような、メタルのような、曲とのミスマッチ感がある気がしましたが、笑顔がかわいいので大丈夫です!アコギはギブソンだったかな?キリンジが鈴木亜美へ提供した曲「それもきっとしあわせ」を歌っている姿は女性シンガーソングライターでした。

それもきっとしあわせ

それもきっとしあわせ

 

 

玄さんは、ペダルスティール、ラップスティール(ペダルがないやつ)、アコースティックのラップスティール、バンジョー。ライブでの「だれかさんとだれかさんが」ではバンジョーは打ち込み音だった気がします。ほとんどペダルスティールに専念されてました。玄さん作曲の「Ripples」も演奏するというレアなものが見れました。帰ったらダウンロードしましょう。あとはスティール・パンもですね。「黄金の舟」での演奏がかっこよい!還暦を迎えられたようで、おめでとうございます。

Ripples

Ripples

 

 

コトリさんはキーボード二台(YAMAHAだったかな…?あまり詳しくないのでわかりません)、アコーディオン。コトリさんのコーラスがほんとに最高です。「都市鉱山」(だったかな?)で変な機械もつかってました。弾いてる時は顔が真剣。ピアノソロも多かったです。バーバーコトリもやっているそうな。

 

千ヶ崎さんはプレベともう一本なにか使ってた気がしますがよく見えませんでした。あれ、使ってたかな?ミュージックマンとか?あと鍵盤ベース。ベースのヘッドにバンダナを巻いておられたようです。千ヶ崎さんをみていると一番ライブのノリを楽しめます。

 

楠さんはドラム。…それ以外わかりません。「台風一過」でなんか叩いてたっぽかったですが、見えませんでした。歌えるアイドルドラマー。「雲呑ガール」でのイントロ部分の遊びがかっこよすぎでした。というか、楠さんのドラムめっちゃよいです。

 

あとサポートで矢野さん。ドラム、マニピュレーション、などなど。あと楠さんのお世話をしているようです 笑。タムの音がものすごいトゥントゥンしてたけどあれ電子ドラムの音ではない?この7人メンバーで二度もみれるなんて幸せです。

 

 

グッズ

グッズがとてもよくて、デザインが「11」にあわせた形でめちゃめちゃかわいい。こちらも大島依提亜さんによるものなのでしょうか?バンドのグッズも使いにくそうだったらいくらファンでも買わないのですが、迷わずTシャツ(白)とバンダナを購入。

これから、福岡、東京で見に行く人は絶対おすすめです。

 

11(初回限定盤)(DVD付)

11(初回限定盤)(DVD付)

 

 

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