先日友人に誕生日祝いだということで頂きました。ありがたいです。
このジャケットの破壊力…。ガハラさんが鉄の表情じゃない…!
化物語が素晴らしいと思える要素にBGMの良さがあげられます。
無機質ながらもどこか生々しいサウンドが作画の演出をより際立たせています。
音楽担当は神前暁さん。キャラクターソングについてはmeg rockさんが作詞を担当。
阿良々木くんの声優である神谷さんが「あとがたり」でおっしゃってましたが、「アニメは総合芸術だ」と。
脚本、作画、アニメーション、演出、声優、BGM、SEなどいろんな技術の集結したものがアニメ。そのどれかが微妙だったりいまいちだったら化物語はここまで人気がなかったかもしれませんし、自分もそんなにのめり込めなかったはず。
アニメを見て、いいBGMだなとはわかっていたものの、CDとして聴いてみるとさらに良かったです。曲順はストーリーの流れにそっているので聴きながらシーンを思い浮かべながら楽しめます。
アニメ中ではBGMが最初から最後まで一曲まるまる流れることがそうないので曲の全貌がわかるのもおもしろかったりします。
収録曲の一部
・深窓の令嬢
戦場ヶ原が降ってくるシーンなど
・廃墟
おなじみ、廃校舎のシーンでながれるブルース曲
・素敵滅法
ジャジーなピアノ曲。八九寺の家をさがしてるシーンなど
・雑多坩堝
アバンで文字がバンバンバンと切り替わっていく箇所で流れます
・人畜
軽快なピアノ曲。こちらもまよいマイマイなど
・渦
いかにも迷ってそうな音とメロディの曲
・ファーストタッチ
阿良々木君と八九寺が取っ組み合いをしてる時のワルツ曲。豪華でバカバカしくて面白い。
・放浪者
八九寺との会話シーンなど。アコギ曲
・バカロリート
スパニッシュ風な曲。どこで流れてたのか思い出せないけど良い曲。(追記:神原と部屋を片付けている時に流れていました)
・レイニー・デヴィル
あの戦闘シーンの曲。グロテスクなバトルと獣のような声が入ったこのBGMがほんとに怖かった。
・色ボケ猫
ブラック羽川が出てくるシーンでよくながれる曲。セカンドシーズンでも結構流れてた。
OP曲
化物語名物の話事に用意されたOP曲はそれぞれ全部入っています。
キャラクターソングってやつですかね。キャラクターの声が歌っている設定。
・「staple stable」戦場ヶ原ひたぎ
・「帰り道」八九寺真宵
・「anbivalent world」神原駿河
・「恋愛サーキュレーション」千石撫子
・「suger sweet nightmare」羽川翼
5曲すべてフルでサントラに入ってます。多分サントラに入ってなかったらちゃんと聴くことはなかったと思います。が、聴いてみるとサウンドも歌詞もそれぞれキャラクターの特徴がでていてすごくよいですね。アレンジに遊びが効いてて、クオリティもたかい。個人的に「staple stable」の終盤の歌とアコギだけになる部分、「予告編だ!」となってうれしくなります。
ED曲もはいっています
「君の知らない物語」supercell
これもCDで聴いてみるといままで聴き取れなかったニュアンスが伝わってきます。
やはりミュージシャンが歌ってるだけあって、ずば抜けてこの曲がいいです。EDで聴くより一つの曲として聴いたほうがなぜかグッときました。
「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」化物語を見た人ならこの歌詞だけで泣けます。
次回予告も入ってる!
全然予告になってないことで有名な次回予告の曲もはいっています。次回予告がはいってるの嬉しい人多いんじゃないでしょうか。
アコギ一本で録音した雑な感じがいいんですよね。この曲を聞くとワクワクしてきます。もちろん「火憐だぜー!月日だよ~」の声ははいってませんが、頭のなかで勝手に聞こえてきます。
アコギ用コードを作ってる方がおられたので、ギター弾ける人も弾けない人もがんばってコピーだ!
各曲、Amazonで試聴できます。おすすめです。
- アーティスト: TVサントラ,supercell,戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和),八九寺真宵(加藤英美里),神原駿河(沢城みゆき),千石撫子(花澤香菜),羽川翼(堀江由衣)
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2011/12/21
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