ギターソロのある曲をやりたい!ということで「3」からアルカディアを宅録してみました。
アルカディアは3の中でもシンプルな編成でバンド感のある演奏が特徴。マイナー調で男らしく、ヤスらしい曲です。Aメロのコード進行がニクい!CDのbpmが安定しないようだったので録音は一発どりでしょうか。3の中からなにをやろうかかなり迷って、一番楽器の少ないアルカディアにしたのですが、やけに長いアウトロがあることをすっかり忘れていて、そこに一番時間がかかりました。
デジタルリマスター版でたんですね。
ドラム
スネアが小さく「タラっ」となっているゴースト(?)が印象的。これを入れると打ち込みでも少し生っぽく聴こえます。フィルも大きくずっしりと回すことが多く骨太です。
ベース
これがとにかく大変でした。耳コピだけでかなりの時間を費やし、さらに演奏するのも大変。ずっしりとシンプルなドラムに対してベースがかなり動きます。特にアウトロ。耳コピしたものの、難しすぎたので部分部分弾いてつなげました。つぎはぎだらけです。でもこんなカッコイイフレーズだったのかと気づく部分が多く勉強になりました(音をつなげることに関しても。。)。よければアウトロのベースラインを耳をすましてきいてみてください。
音色はイントロなどピックで弾いたようなアタック感が特徴的だったのでピック弾きです。でも後半の動き方を考えると指なのかどっちかわからなくなりました。
間奏前に入るきっかけフレーズのニ音がかっこよい。
フォークギター
ここまでアコギ主体の曲はとったことがなかったので、マイクの位置など迷いました。アコギがこれだけ全面に出てると音の違いがもろに出るので、本物には全然かなわないですね。ちゃんとしたマイクもSM57しかないのでそれで録りました。
コンプは緩めのストロークのアコギにはデジタルコンプ、ソロなど中盤の激しいストロークにはボムファクトリーのコンプを使用。
ガットギター
ソロ前の静になる部分で少しだけ弾いています。こちらもマイクで録音。
エレキギター
少し割れた感じの音が特徴の歪み。これはZOOM G3のTUBEつまみで再現するのがピッタリでした。もう少しTUBEを多めにしておけばよかったです。
ソロはなかなか納得のいくニュアンスがだせず何回も弾きなおしました。シンプルだけど難しい!バックにギギギ…とギターのスクラッチ音が入ってます。
アウトロはリード1とコーラスのかかったリード2、あとは12弦ギター風の音をアコースティックシミュレーターとピッチシフターで雰囲気だけ再現。12弦ギターって1弦と2弦の複弦は同じ音程の弦なんですね。1オクターブ高い複弦は3~6弦だけ。
フルート
打ち込みフルート。息づかいが独特なので、グリッドには合わせず、部分部分ずらしています。あと音の強弱をつけてなじませていますが、やっぱり打ち込みは音がうきますね。
いやはやかなり時間がかかりました。次はFineから一曲挑戦したいと思います。