アニメさよなら絶望先生、第一期のOP、人として軸がぶれている。
絶望先生を見ようと思ったきっかけはOPがカッコ良かったからと言っても過言ではありません。筋肉少女帯は今まで通ってきてないですが、大槻ケンヂ超かっこいい!
アニメの初回数話、映像が付く前の昭和映画みたいなフィルム感のある背景に文字だけが流れるOPってのもすごい印象的でした。
軸ブレは絶望先生のなかでもシンプルなOP曲。レギュラーチューニングで行けそうだったので録音してみました。
ギター
なんといってもこの曲はAメロのギター刻みがかっこいい!
ロック曲は前もやってみて、ギターの音作りがかなりキモです。が、やはりプロには機材から技術からかなわないものがあるのでぽさが出ればよいなとおもいます。正直この不毛な作業に一番時間がかかります。
メインで使った音はZOOM G3のBG CRUNCH。メサブギーのコンボアンプのシミュレーターですかね。音の分厚さが印象的。G3のアンプ設定をいじっても結構こもってしまうので歯切れを出すためにEQでかなり編集しました。エレキの音をMIXする時のEQはギターアンプみたいなTREBLE、MIDDLE、BASEと3バンドぐらいのやつが使いやすいです。(後から知りましたが、大槻ケンヂと絶望少女達のライブではディーゼルのアンプを使ってたようです…。)
リフはLとRで同じことを弾いたりしてます。そうすると人力コーラスみたくなって自然な立体感がでます。
その他、コーラスのアルペジオなどですね。サビ終わりにビョイーンとなってる音は少しギターも混ざってます。フィルター系のレゾナンスってエフェクターをかけてます。ほとんどシンセの音で消えてますが。
ベース
結構ベースが小さいです。ロックで意外な感じではありますが。
ギターが刻んでいるときはあんまりベースラインはわかりません。ひっそりと曲に厚みを出している感じです。
ドラム
バスドラは大きいサイズを使ってそうです。スネアはリムショットがかっこいい!スコーン!っと鳴らすあれです。こちらもロックで使うのが意外で面白かったです。もっと図太いの使ってそうなのに。
Protoolsにリムショットの音源があるのを発見できたのが今回の収穫です。が、リムショットの不安定感を出すのが難しいのですごい電子的な感じになってしまいました。
ピアノ
軸ブレといえば、ピアノが鳴ったらマエダックスの顔が浮かんできてしまいます。あんないかつい顔してるのにすごいフニャフニャの声なのでびっくりしました。
その話はさておいて、数少ない音で印象に残るピアノです。最後のサビ前のフレーズって、人力でできるのか気になるところです。まぁできるか、プロなら!
たまに旋律が和風な音階だったりして面白いです。
次は空想ルンバをやってみたいですが、本来7弦ギターなのでチューニングがえらいことになります。6弦を2音下げ、5弦を1音下げでいけそうです。
イラストはOPで一番好きなシーンを採用。大変だったのでまたろうとカエレは省略…。トレースしながら少しデフォルメして作りました。久米田先生の絵はイラレで書きやすい。

ZOOM ギター用エフェクト・アンプシミュレーター G3 Version 2.0
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