2、3年ほど前からちょくちょく親知らずが口の中に当たって炎症を起こすことがありました。
炎症を起こして水を飲むのもしんどい状態になるたび、一応歯医者に行って消毒してもらい、なんとなく治ってましたが、約一年ぶりにまた痛み出してきました。
口の中が痛み出すとご飯食べても食べた気がしないし、とにかく憂鬱。
さらにいつもより咀嚼回数が少なくなるので胃腸に負担になりおなかを壊します。
歯ってとても大事。
歯医者を変えてみた
最近引っ越したこともあり、前行ってた歯医者が遠くなったので姉が最近かよっている歯医者を紹介してもらい行ってきました。
前の歯医者は埋まってるタイプの親知らずの抜歯はできないらしい。どうせ見てもらうならいろいろできるところに今後通いたいとの思いもありました。
あと、前の歯医者、炎症をみて施術中、「うわぁー…痛そうやなぁ」などこちらが不安になるような発言をするのでなんとなく信頼感もなかったので 笑。
親知らずはその日に抜ける
今日、炎症を治してもらうくらいの気持ちで歯医者に行きましたが、「抜きますか?今日でもいいですけど」とのこと。え?とびっくりしました。
その状態にもよるでしょうが、ふらっと歯を抜きにいけるんですね。
流れ
レントゲン
まずは診察台に座って歯の様子を実際にみてもらいます。
とりあえずレントゲンを撮りましょうと、レントゲン室へ移動。
あ、レントゲンは別の部屋なんだ、と思って別の部屋に移動すると、歯の全体の様子を撮る事のできる設備が。
小さいころ歯を治療したときはレントゲンといえば歯ぐきに何かシート状のものをはりつけてバシャッと撮るものでした。
それが、視力検査の時のような機械にあごを乗せてしばらく待つと自分の歯の全体像のレントゲンが一瞬にしてディスプレイに表示されていました。
右上の奥の親知らずがにょきっとでています。ほかの親知らずはまだ埋もれていますがしっかり存在しているようです。ぐぬぬ…
で、ここで「抜きますか?抜くのであれば明日でも今日でもいいですが」と質問があり、もう今日抜かなければ抜歯の予約を待ってる不安感に負けてしまうと思い「今日抜きます」と一瞬迷ってから答えました。
塗る麻酔
まずは塗るタイプの麻酔をしました。
親知らずの付近にガーゼ的なものをはさんでしばらく放置。
あと目隠しに顔にタオルを掛けてくれはってました。こういうタイプの歯医者もあるんですね。
刺す麻酔
数分待つと先生の足音が、ついに始まる…と心臓がバクバクです。
「ちょっとチクッとしますよー」と麻酔が刺されました。
これは昔からおなじみのやつなので、あぁそうそう、こんな感じやわぁと。チクリとします。
抜歯
ここから目隠しされてるので何が起こってるのかわかりませんが、なにか歯の周りに器具をつけられてるようです。麻酔をずっとごにょごにょされてるのか、何なのかわからず。これは知らないほうが神なのかもしれません。
その器具が舌に当たってオエッとなり、つばも飲み込めない状態で、目も隠されてるし半分、このまま死ねる、と思ってると口の中に水をかけてくれ少し楽になりました。
「痛かったら左手上げてくださいねー」
あ、今から抜歯されるぞ、とおもったら少しばかりミシミシと音が聞こえ気がつけば抜歯完了。
「お疲れ様でしたー」
止血?
止血のためガーゼをしばらく噛んで終了。
抜いた歯をもらって、見てみると黒ずんでる部分があり、虫歯になりそう感がとても漂ってました。
話を聞くと、磨きづらい親知らずが虫歯になって、さらにまわりの歯も侵食していくとのこと。怖い。
飲み薬
最後に痛み止めの薬と内服薬をもらいました。
3日間分。痛み止めは痛いときのみ飲んでくださいとのこと。
明日、消毒のためにもう一度きてくださいと言われたので行ってきます。
感想
抜くときの音もすさまじいうわさを聞いてたので想像よりも全然でした。
骨伝導で脳にも響くのをイメージしてました。
あとぐりぐりされてなかなか抜けなくて苦しむだとか、麻酔があまり効かずに激痛がはしるとか全然ありませんでした。
オエッとなった部分が一番苦しかったです。そのときは二度と歯の治療なんかしたくないと思いました。が、抜歯時にとくに痛みはなし。これは良かったです。
先生の技術と最新機械のおかげですね。
これも下の親知らずとか、埋まってる状況によって変わってくるのかもしれないですが。
これでちゃんと血が止まって完治すればしばらくは安心してご飯食べれます。
追記 2014.02.22
聞いた話によると下の歯を抜くの方が(埋まっている場合)大変みたいです。治療後、歯茎を縫ったりもするので、何日か痛みが残るようす。
上の歯はそれなりに抜くのも簡単で痛みも少ないみたいです。