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キリンジ 2013ツアー ZEPPなんば公演 行ってきました

※ネタばれを含みますのでご注意を!ライブ見る前に見ると感動が半減します、きっと!

 

2013年4月5日(金) ZEPPなんば、いってきました。キリンジ、兄弟最後のツアー。

 

いやー、大満足です。これまでかってくらいの長編、3時間半びっしりのライブ。

その割にトークはゆったり。

 

会場はほぼ座席指定で落ち着いて見れました。

 

私はといいますと、2階席で結構遠かったですがライブハウスのの構造上、思ったよりも端っこじゃなくて良かったです。

 

 

ステージの様子

後列左:ベース・千ヶ崎さん、後列中央:ドラム・楠さん、後列右:キーボード・伊藤さん

前列左:ペダルスティール、ギターなど弦楽器各種・玄さん、前列中央:ヤスさん、前列右:兄樹

 

上下に円錐状の布と照明で装飾されていました。

 

キリンジ使用楽器

ヤスさんはおなじみの白いテレキャスとマーチン(?)のエレアコ、「竜の子」ではリッケンバッカーも弾いてました。

他に小物楽器でシェイカーとハーモニカ(遠目にでかく見えました。「早春」で使用)

ハーモニカを曲中で取りに行ったり、ギターのトーキング・モジュレーター(?)を使いながら歌ったり忙しいですね。いやー、かなり攻めていますね。

 

兄樹はギブソンのセミアコ(ES335?)とストラト、そしてエレガット。後半はSGのダブルネックが多かったです。

意外にもレスポールDXは未使用。ちょっと残念…。

あとはティンホイッスルくらいでしょうか?

DVDの時(ビルボード)からアンプが変わってましたか?なんか小さくなっていたような。

それにしてもあんな小さいアンプでもでっかい会場でライブできるんですな。

 

あとキリンジってアルバムのクレジットをみると12弦ギターかなり使ってますね。

 

 

音の感じ

二階席だったからか、ベースがもこもこでぼやけてました。

ベースラインはほぼききとれない感じ。

音のバランスはボーカル7割、ドラム2割、その他1割という感じ。後半になるにつてバランスが整ってきましたが。

ヤスさんの声がききとりやすくて良かったです。CDで聴くよりも歌詞が入ってきました。

ギター、キーボードの音は基本小さめで、ソロになると前に出てくる。大きい会場だとギターの細かい音作りってほとんどわからんのだなと。

ポップスのバンドのライブは久しく見ていなかったので、新鮮でした。

 

ロックバンドだと大体ベース、ギターが前に出て歌とかドラムがあんまり聞こえないですしね。

 

アコギは玄さんも使う場合はヤスさんよりも少し大きめでよく聞こえました。

そして兄弟よりも目立つパフォーマンス 笑。

高音のきれいなコーラスは楠さん?玄さんもコーラスやってましたね。

 

セットリスト

覚えている範囲で誰かのブログを参考に感想を交えながら・・・

 

「グッデイ・グッバイ」で軽快にスタート。途中兄コーラス部分がシャッフルになるアレンジ。「双子座グラフィティ」から一気にペーパードライバーズ~の曲を。「風を撃て」「野良の虹」そして次は「耳をうずめて」。ここまで初期な感じでファンサービスかな?なんて思いました。

MCが入り、ここからは「アーバン」なコーナーですとのこと。今ツアー初(?)の「

僕の心のありったけ」はイントロで「おぉ~」と会場がどよめきました。続けて「愛のCoda」この曲でミラーボールが回転。めっちゃ良い。あぁー良かったーって、感動。「タンデム・ラナウェイ」「エイリアンズ」でしっとり。MCへ。フライングでtenの告知。

「小さなおとなたち」なんか意外でした。でもそういうのがいいですよね、ライブって。「さよならデイジーチェイン」「ホライゾン!ホライゾン!」とカントリーチックにアップめなナンバー。MC。ここで本来のtenの告知。

「夢見て眠りよ」「ナイーブな人々」この二つが恐らくtenの看板曲だろう。コーラスが素敵だ。ユニークな歌詞で軽快、どっちも大好きな曲です。またMC。ここからロックな攻めゾーンへ。

「ムラサキ☆サンセット」証明が印象的。紫に黄色いライトがぐるっと。兄弟ギターソロ対決。「YOU AND ME」この曲聴けたのは結構うれしかったです。ヤスさんが忙しそうな曲。「Music!!!!!」この曲もまたイントロで会場が「うおぉー!」ってなりました。かっこいい!そして痛快な兄曲「都市鉱山」!みんな「まってました!」との感じ。兄ボーカルに「フゥー!」と黄色い声援が。前に座っていたご夫婦らしき人もノリノリ。後半ギターソロはヤスさんが弾いていたような。あいまいですが。。「CHANT!!」アレンジが不思議な感じ。サイケっぽい。とても好きなアレンジでした。まさかこんな曲になるとは!「アルカディア」最初のヤスさんのギターのコードが怪しくて「とまるか?とまるか!?」って思ったけどそのまま続行 笑。MCへ。ここから兄のダブルネックゾーン。身体の大きい人はキーパー・キャッチャー・ダブルネック 笑。

「祈れ呪うな」「早春」とSUPER VIEWから。さらに「夏の光」「TREKKING SONG」と似た感じの曲を並べるとは。兄樹はもちろんティンホイッスル吹いてました。音きれい。「竜の子」ヤスがリッケンでソロを弾きまくる独特なアレンジでした。最後「ブルーバード」で本編終了。

 

アンコール

名曲「Drifter」でアンコール開始。「悪玉」これもうれしかった!交互に歌うボーカル。まさかな感じで、聴けてラッキー。「スウィートソウル」この後、「しっとり終わるのもなんなんで」と「茜色したあの空は」「もしもの時は」がメドレー形式で明るく終了。「のこり少ないですが頑張ります!」とのこと。頑張って!

 

MCの内容

順番は覚えてませんが「水分が蒸発して寒いのでカーディガンを羽織る」「椅子でくるくる回る玄さんを注意する兄」「好きなタイプ、スポーツマンはおかしいでしょと兄」「ケータリングがあるのにカップヌードルを食べるヤスさん」「MC中にBGMのつもりでアコギを弾いていた玄さんを注意する兄」「ウォシュレットの強なんて使う人いるの?とヤスさん。そして強派の兄」「飛行機では揺れても周りを不安にさせないよう平然でいようと心がける兄。その横であからさまに怖がる千ヶ崎さんとそれにつられて怖がるヤスさん(紙袋も用意)。」「ネタにこまったのでダブルネック講座」などなど。

途中ダブルネック講座前、ヤスさんが言葉に詰まった様子だったので「今から脱退について話すのかな…」と思ったのですが普通に「ネタが無いんだよね…」と 笑。

 

グッズ

 開場から開演まで30分という短時間でなんとか物販に行き、急いで2階席へ。

購買スペースの前に行って最後の最後まで買うか迷った「yosegaki」これ買ってほんとよかった。ボリューム結構あります。松本大洋さんの絵がぐっときました。

NHKホール行く人はぜひ。

あとはスーベニールTシャツを購入。銀文字でした。赤文字が良かったなぁ。

タオルは最初からなかったのかな?あとiPhoneケースも5のは売り切れでした。

 

感想

最初で最後のキリンジ兄弟でのライブ。ほんとに行けてよかったです。

ファン歴はかなり浅いですが、それを埋めるかのごとくCDを買いあさり、本を読み、DVDをリピートしまくり…。奥の深いアーティストだなぁと。

 

そしてチケット買ってからネタバレを必死に我慢しました 笑。セットリストは絶対にみないぞと、ten付属のDVDを見てる途中思わず目隠ししましたね。うわっ、危ない!と 笑。「スウィートソウル」だけ見えてしまいましたが。

 

ヤスさんのアコギ中心の爽快なナンバーがライブで見るとさらに良いですね。

アコギなのにロック臭さを感じられる。アコギの可能性を感じましたよ、本当に。

欲を言えば、真城さんのコーラスありで聴いてみたかったです。

そしてtenの曲が2曲しか聴けないなんて…。まぁ、しょうがないです。

 

DVD、期待してますよ!

 

Ten(初回盤)

Ten(初回盤)

 

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