アコースティックギター弾きにとって悩ましいのがライブでの出音。
弾き語りではマイクで生音を拾えますが、複数人数やバンドでアコースティックギターを使うとハウリングするので音を犠牲にするしかありません。
プロでさえもライブではいいアコギの音で演奏してる人はなかなかいなくて悩みの種なのです。ピエゾとマグネチックをブレンドして…などやっているとコードまみれになってせっかくのアコギの気軽さがなくなってしまうのも嫌ですよね。
KIRINJIのライブにちょくちょく行くのですが、堀込高樹氏のアコギの音がバンドに埋もれずにしっかりアコギらしい音を鳴らしいました。
使ってるギターがPAに強いテイラーだから、あぁそりゃいい音するわと思ってたのです。
しかし、この間KIRINIJIに質問できるニコ生放送があって、ダメ元でハッシュタグをつけて質問したところ、見事、答えてくれました!!!(ブログアカウントのTwitterで質問しました)
高樹さんがよく使ってるシングルカットのエレアコはテイラーでしょうか?バンドでのライブなのにかなりアコギらしい音がしていいなぁと思っております。型番や機材、エフェクトボードなど語ってほしいです #教えてKIRINJI1112
— emuramemo (@emuramemo) November 11, 2015
笑顔のかわいい凄腕ギタリスト、弓木ちゃんが質問をピックアップしてくれました。弓木ちゃんマジ天使(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
解答は、テイラーがどうのというよりも、ZOOMのA3によるところが大きいとのこと。ZOOM A3はアコギのプリアンプかつ、アコースティックギターのシミュレーターも兼ねているのです。KIRINJIのベース、千ヶ崎さん、スティールギターの田村玄一さんもおすすめの機材のようです。
(なかなかいい動画が見当たらず、これがシミュレーターについて分かりやすそうな動画でしたが、弾いてるギターがFender Stratacousticとかいう変わったギター…。やはりギター本体で良し悪しも左右されそうな予感)
シミュレーターは16種類のボディタイプ、26種類のモデルタイプとかなり幅広い。
アコースティックギターの名器が生み出す残響成分をサンプリングした、28種類のモデルタイプを収録。同じボディ形状でも、ブレーシング(内部構造)やスプルース/マホガニー/ローズウッドなど木材の組み合わせによって異なる、各モデル固有の「鳴り」や「響き」を再現します。
申し分ない数です。
アンチフィードバックもついているのでライブで活躍しそう。G3もそうだけどまじでZOOMすごいな。ほんと時代はデジタルですよ。
普段なら即決で購入!!なのですが、なんせ最近ライブしていないし予定もないのでまだ買いません…。ライブが決まったら買おうかな。いや、ほんとのところはライブ無くても今すぐにでも欲しい。けど除湿機とか買いたいんだ…
ZOOM プリアンプ&エフェクト フォー アコースティック ギター A3
- 出版社/メーカー: ZOOM(ズーム)
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: エレクトロニクス
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おまけ
KIRINJIがアルバム11をライブテイクとともに再編集したEXTRA11も新しい試みですごい仕上がりになっています。こちらも是非に。
KIRINJI - EXTRA 11 (アルバム・トレーラー) - YouTube