GEN TAMURA 60th ANNIVERSARY PARTY at 日比谷野外大音楽堂 感想

忘れぬうちにザザッと書きます。雑文です。

いってまいりました、東京！ちょっとづつ観光日記を残しておきます。

8月22日(土)16時30分、開場時刻に日比谷公園につくとズンズンと鳴るバスドラム、ギャンギャンと鳴るギターの音が。ヤスがリハの最中のよう。グッドミュージックが聴こえてくる！！

興奮しながら列に並ぶがなかなか開場せず。

空き時間に観光しようと皇居に入ってしまい、あまりの広さに汗だくで体の水分がやばめだったので列を一旦抜けてコンビニへ。戻ってくると開場しており、いざあこがれの日比谷野外大音楽堂へ！

今度は物販の行列。とりあえず席を確認して列に並びました。物販は会場の右にCD物販。左にグッズ物販＆玄さんのNEWCDでした。

並んでいるうちに開演となり、玄さんがステージに登場。

物販で買ったグッズ。

ヤスのステッカーをおまけで付けてくれました（前のツアーで余ったのかなと考えると少しセンチメンタル）。うちわはこぶりな小サイズ。暑かったのでライブ中かなり役立ちました。

玄さん、登場するなり、ヘキシッ！とくしゃみをしておられました 笑。

ライブ冒頭、あろう事か鼻がムズムズとしてきて演奏に入れないという事態。暫くフガフガしてようやく出たくしゃみ、アレで緊張が解けた。断じてギャグじゃないです。

— 田村玄一 (@gen_tamura) August 23, 2015

ソロで一曲演奏し、挨拶終了。

青山陽一 the BM's with 真城めぐみ

キリンジのLIVE DVDでお馴染みの真城さんは一度は見てみたかったのです。遠かったのでよくわからなかったけどオーラがあります。そしてコーラスの安定感！さすがです。

青山さんは初見だったのですが、ギターソロの音が超いい！ZOOMのマルチエフェクター、まだ使っておられるのかしら？

青山陽一 - Blues For Tomato Trailer - YouTube

堀込泰行

ヤスは脱退後、ニコ生で一度見ましたが、生ライブは初でした。

黒いリッケンは新調したのでしょうか。沖山さんもおそろいでリッケンベース。
スロースターターな感じは相変わらず、一曲目はちょっと心配な感じ。
2曲目、片平里菜さん「Summer Campという曲やります」ヤス「うん・・・」の超絶微妙な間に笑けました。そして演奏は探り探りなコーラスのヤス。だ、大丈夫かー！！
爽快なナンバー"最後の週末"で徐々に感覚を取り戻しつつ、いい感じに盛り上がってきたところで"燃え殻"ではしっかりと演奏を聴かせてくれました。日も暮れてきて最高のシチュエーション。
やっぱりヤスはオールディーズ的な、そういったジャンル感のある音楽がやりたかったんでしょうね。馬の骨のライブで見たような。

しかしなんとなく、まだバンドでのまとめ役がないというか、締りがなかったかも。ヤスのよさを最大限に引き出せるバンドになってほしいです。まだまだこっからですよ。

キリンジの日比谷ライブDVDが好きすぎるのでベースの沖山さんが見れたのが嬉しかった。青山さんのギターソロはやはりいい音。

KIRINJI PREMIUM LIVE 2007 at 日比谷野外大音楽堂 [DVD]

今夏、唯一買ったABBAのTシャツ（AC/DC風ロゴ）にミズモトさんのナイス突っ込みが入ったり、トークは絶好調（？）。
片平里菜さんと玄さんが喋ってるどまんなかでずっと団扇パタパタしてるし、なんだこのグダグダ感！最高かよ！（ヤスの存在感がこのフェスのベストアクトだったかもしれない）

本気でこの人大丈夫なのかと思った昨日の堀込泰行です pic.twitter.com/TR7Tz3anMn

— イサキ (@isakiiiiiiii) August 23, 2015

ヤスは今レコーディング中らしく、家とコンビニの往復ぐらいしかしてないとのこと。はやく地上に出てきていい音楽を届けて下さい。

燃え殻 - YouTube

Little Tempo with SANDII

ひときわ大人でファンキーなレゲエサウンド。ヤーメン！玄さんは楽器をもちかえ、スティール・パン主体。
玄さんのあおりもあって会場はスタンディングに。
なんでレゲエなのに照明が紫メインなの？と疑問を感じながら、ノリノリでした。
SANDIIさんは遠めに見てもわかる圧倒的存在感。ステージの余裕感が違う！

リトルテンポ『太陽の花嫁』より「モーレツマンボ」 - YouTube

Lonesome Strings with 中村まり

しっとりとしたカントリー。ずっと気になっていた中村まりさんの歌声を聴けてすんごい良かったです。ドラムレスということもあってか、本フェスで一番声が鮮明に入ってきました。喋ってる声も非常に素敵。
メンバーの演奏も卓越しており、いうことなしにカッコイイ。ロンサム、中村まりさんは是非もう一度ライブに足を運びたいです。狭いところで聴きたい。マーチンの音をかみしめたい。

Lonesome Strings and Mari Nakamura「Some Happy ...

シークレットゲスト

なんと竹中直人さんが登場！度肝を抜かれました。これが東京か…！！
玄さんのスライドギターのみをバックに一曲。カッコイイ。風のように去って行かれました。

KIRINJI with ビューティフルハミングバード

KIRINJIのライブを見て思うのは毎度、洗練され結束感が高まってること。どんどんグルーブでてる。そして兄がボーカリストとしてもどんどん良くなってる。つやっぽい。今回一番安心してみれたバンドかもしれません。というか、今やすっかりKIRINJIもライブバンドですよね。ビューティフルハミングバードとのコラボも素晴らしく、なんでも来いな感じです。

演奏前のアーティスト映像がKIRINJIの時だけでなかったので、玄さんが「今からだしたら？」と言うものの「時間がないので」と終始兄は時間を気にしてました。しっかりしていらっしゃる 笑。
僕はよく聴こえなかったのですが、弓木ちゃんソロ前に兄が「えりのちゅわあああ～～～ん」と叫んでいたらしい 笑。
新曲"真夏のサーガ"を演奏し、トークもほとんど無く、せわしなく終わってしまったのが残念。次はいつ関西にきてくれるでしょうか。楽しみでしょうがないです。（⇒いきなり朗報が！＜KIRINJI＞ライブ情報（KIRINJI LIVE2015 / TOKYO/OSAKA） – KIRINJI）

全員が少しは期待を寄せていたであろう、ヤスとのコラボは残念ながらありませんでした。

兄のギターはSGダブルネックとストラト。弓木ちゃんはオリジナルギター。今までメタル寄りだった弓木ちゃんの音作りがいい感じに渋くなってました。

真夏のサーガ

ラスト

Grateful Deadの"Touch of Grey"を全員で演奏。
色んなアーティストでまわしながら歌っているのをみて、いつまでも続けばいいのにと何度思ったことやら。ヤスと兄が同じステージで演奏しているのは感慨深いものがあります。青山さんを挟んでならんでました。

最後、巨大クラッカー（テープシャワー？）が放たれ終了。

イベント全体の感想など

PA席がわりと近かったけど、ステージからある程度距離があるとベースがすんごいぼやけますね。音響は野外で、しかもバンド数も多いし、それも思うと良いほうだったかも。

ステージはディスプレイモニターが2つありましたが、あれ演奏中もビデオ撮影して映像流して欲しかったなぁ。

これだけ素晴らしいアーティストがでて、各組4曲と非常に惜しまれる短さではありましたが、「田村玄一還暦パーティー」というタイトルを振り返ってみると納得。
（いつもKIRINJIのライブは出し惜しみなく満足させてくれるので少し期待はずれな部分もありましたが）
演奏してトークしての約3時間。玄さんどんだけ体力あるんだよ！と驚かされるばかり。おめでとうございました！ペダルスティールはその複雑さゆえ奏者が数少ないのですが、これからも玄さんのナイススティールを楽しみにしています。

あらためて振り返るとめっちゃいいイベントだったなと。
はじめて憧れの日比谷野音で見たイベントがこれで最高でした。

演目はこちらから

・【NATURAL FOUNDATION】イベント演目（8/22 日比谷野外大音楽堂・GEN TAMURA 60th Anniversary Party ) | Natural Foundation

Ripples

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