スピード感があって、いい具合のシュールさがププっと笑えます。wikiでジャンルを見るとポストモダンギャグとなってます。話数は2クール分ありますが一瞬で見終わりました。
こういったギャグ系のアニメって微妙な表現の付け方で興ざめしたりするんですが、日常はドンピシャでした。
1話目を見て引き込まれた人ならば全話楽しめると思います。しょっぱな、なのがぶつかって爆発するシーンで絶対おもしろい!と確信しました。
毎回、次どうくるんだ?と構えるんですが想像を上回るというか「そうきたか!」という展開で楽しませてくれます。間や引き際が絶妙で、次のシーンへの切り替え方がうまい。テンポがよいです。
声優さんも見事なやりとりで「声優って役者だな」と感服いたしました。次回予告のナレーションではベテラン声優が登場します。
OP曲はヒャダイン氏によるもの。初めてヒャダインの曲を聴きましたがアニメ感や勢いがあってよいですね。
このクオリティの高いOP、どこの制作会社が作ってるんだと思ったら京アニでした。
京アニのアニメを見たのは日常が初めてで、作画のくずれなさや動きの迫力、ぬるぬるさに驚愕。これが京アニの力なのか…。日常を京アニ以外が作ってたら面白くなかったかもしれないと思えるくらいの衝撃。
最近また見なおしてみて、BGMの良さがこのアニメの良さを引き立ててるんだなと。
生楽器っぽい音でストリングスや管楽器など使っていたり、なんか、けっこう豪華だぞと。OPのヒャダイン氏による打込み音楽と対照的なBGM。サントラを探してみたんですが、どうやら無いようです。残念。
* 追記 *
日常のBGM、生楽器でレコーディングしてるんですね。アニメのBGMにこんな時間をかけてるなんて知りませんでした…!うれしい事実です。
原作の漫画を1巻だけ読みましたが、アニメはわりと原作に忠実。設定は多少違ったりしますが。こちらも表情やしぐさが絶妙で笑えます。あとコマ割りもうまい。
月間少年エースにて2006年に始まり現在も連載中で、9巻まででてるようです。月間連載だと年一ペースなので、そんなものですね。漫画集めてみようと思います。