せっかくの9連休なので一人旅をしてみたいと思い立って、三重県、伊勢まで旅行してきた。
しまかぜはいいぞ
京都からだと高級なしまかぜを使ったとしても、往復1万円くらい。
しまかぜ>伊勢ライナー>ビスタカー
という順で高いので、もう少し節約したければ安く済ませることもできる。
ただ、自分は3日前くらいに予約したので、しまかぜしか残ってなかった。
京都駅からは近鉄乗り場から乗れる。
椅子の座り心地はとてもよく、2時間の旅も、新幹線と比べて全然疲れなかった。結果的に高い金を出して疲労を免除できたのが良かった。
カフェスペースが設置されており、優雅な旅を楽しめるようです。自分は一人のため、席を離れるのが怖かったので使わずでした。
伊勢市~鳥羽へ
伊勢市についたら、JRに乗り換えて鳥羽へ。
伊勢市駅のJRはまだICカード対応しておらず、切符での乗車。列車内で車掌さんが切符の確認にやってくる!降りるときも駅が無人なので車掌さんが車両内で切符を回収していった。
◯八食堂
鳥羽についたら昼ご飯。あらかじめ調べておいた店に行こうと思ってると、駅に併設されたいい感じの食堂があったのでそこで昼食をとることに。
満席だったので、電話番号を書いて呼び出してもらう形式。待ってる間に鳥羽駅のコインロッカーに荷物を預ける。
さすがに海の近くだけあって、刺し身定食がものすごくうまい!
しっとりとしたまぐろにプリプリの白身、ちょうどよい香ばしさのカツオ。内容は日替わりだそうです。身のサイズ感も下品なほど大きくなく、食べやすいうれしい大きさ。幸先が良い。
○八食堂 (マルハチショクドウ【旧店名】大家族) - 鳥羽/海鮮 | 食べログ
鳥羽水族館
鳥羽駅から徒歩10分ちょっとで鳥羽水族館へ。潮風にやられた錆びた建物がいい味をだしている。住んでいる人からするとたまったもんじゃないだろうけれど。
廃墟っぽい建物が多く怪しげな雰囲気を醸している。
海沿いは風情があっていいですね。
灼熱の太陽が照りつける中、歩き続けるとすぐに鳥羽水族館につく。
今回の旅の目的はラッコを見に来たのである。水族館の中は、床の質感の影響か、どことなく病院を彷彿とさせた。
ラッコエリアは特に人気で、餌やりのタイミングは人で溢れかえっていた。
アザラシ、ジュゴン、マナティ、セイウチ、アシカなどまるまるとした生物もたくさん見れて満足した。
ホテルへ
鳥羽からホテルへ。勢いで安ホテルを予約して場所をよく見ていなかったため、伊勢市駅から一駅くらいはなれたところだった。
ザ・ビジネスホテルな感じでこれと言って特筆することもない。Wi-Fiが下のフロアのものしか拾えなかったり、部屋の電気がチラついたりつかなかったり、まぁ微妙だった。レビューも悪かったのでまぁこんなもんだろう。
みたすの湯
歩いて汗をたくさんかいたので、ホテルから徒歩20分くらいのスーパー銭湯へ(また歩くんかい!)。ミタス伊勢というスーパーやらホームセンターがあつまった巨大なエリアの隣にある。お盆で人で溢れかえっていたけどいい銭湯だった。
ぎょうざの美鈴
銭湯のあとは晩ごはん。
ミタス伊勢の近くに、ぎょうざの美鈴という伊勢で有名なお店がある。
餃子と唐揚げと、ビールを一緒に。餃子はふんわりとした薄い皮に包まれて、焼面はカリッとしてとてもうまい。かしわの唐揚げは珍しく骨付き。バリバリっとした衣にジューシーなお肉。味はあっさりめだけどめちゃうまい。お皿に盛り付けられた量を見て、食べ切れるか?と心配だったけど余裕でした。まぁ骨もあるし。部位は様々で、ケンタッキーをバレルで食べているような気分。
ぎょうざの美鈴|三重県伊勢市にある創業昭和38年の手作り餃子専門店
寒い時期に訪れた際にはおでんや水餃子も食べてみたい。
2日目
カフェビアンカ
ホテルから伊勢市へ向かい、モーニングへ。
まずは伊勢市駅のコインロッカーに荷物を預ける。
伊勢市駅から徒歩5分くらいのビアンカという喫茶店でフレンチトーストを食べた。パンがプルプルで美味しい。初めて外食でフレンチトーストを食べたのだけど、お店のフレンチトーストってこんなに美味しいのか!ホテルの朝食は評判が悪かったから素泊まりにしておいて正解だった。
バターブレンドコーヒーも有名らしく、すこぶる暑い日だったけど、ここはホットで。こちらもあっさりとした中にほんのりとした甘みと香ばしさが感じられて美味でした。店内は白基調でいい感じにDIY感があって心地よかった。
伊勢神宮 外宮・内宮
伊勢神宮は外宮と内宮の2箇所あり、場所がけっこうはなれている。最初は内宮だけにしようと思ったけど、時間に余裕がありそうだったので外宮もまわることに。外宮は伊勢市駅から徒歩10分くらい。
外宮のお守りの見た目がまるっこくて可愛らしかったので買ってみた。健康や厄に苛まれている親のお土産にちょうどよい。内宮のお守りはまたちょっとデザインが異なるけど、自分は外宮のお守りが好み。
外宮↔内宮のバスは10分に一本くらいでているので気軽に観光できてよかった。バスが遅れていると、臨時バスがすぐにやってきて待つことなく時間通りに乗れたので観光のホスピタリティの高さを感じた。
内宮にはバスで20分程度。外宮を歩いて汗だくのところ、バス内の冷房が程よい休憩となった。内宮のほうがややボリュームがあるかも。五十鈴川を見れたり広い休憩スペースもある。
おかげ横丁
内宮に隣接しているおかげ横丁という観光街がある。お土産を買うならここ。
青さなどの海藻系やはんぺん、醤油、伊勢うどん、赤福など、大人が嬉しいお土産が多い。
ふくすけ
昼ご飯はおかげ横丁のふくすけで伊勢うどんを食べた。伊勢うどんは基本は温みたいなのだけど、夏季限定で冷やし伊勢うどんが売っていた。暑くて死にそうだったのでとても助かる。
かなり太いやわらかうどんに濃い色の醤油、温泉たまごととろろ、そしてめかぶ?がトロトロして美味しい。フリーズドライっぽいお揚げがいいアクセント。汗をたくさんかいた身体に塩分が染み渡った。伊勢で食べたごはんはどれも外れなし。最高。
ふくすけ – 伊勢志摩への旅行・観光なら伊勢神宮内宮前おかげ横丁
お土産をいくつか購入した後は内宮から伊勢市へバスで移動。帰りの電車の時刻にかなり時間があったので、近くの銭湯に行ってみることに。というか汗だくすぎて、ひとっ風呂浴びないと気持ち悪かった。
旭湯
伊勢市駅から徒歩15分くらいにちょうどよい銭湯があった。客層は地元のおじいさんばかりだったけど、銭湯にしてはけっこう広め。海水を使った湯船もあり、なかなか面白かった。サウナは別料金。それほど時間に余裕がなかったので、名残惜しいけどさっとあがった。
伊勢市の銭湯 汐湯・おかげ風呂舘 旭湯(銭湯・伊勢は二見浦の海水を使った汐湯・露天風呂)|まちかど博物館併設
伊勢市~京都へ
あとは帰宅するのみ。
帰りもしまかぜで優雅な列車を堪能した。リクライニングをマックスまで倒している人もいて、とても気持ちよさそうだった。いい椅子だと体力を回復しながら移動できるから最高。
京都から伊勢までは約2時間。一番高級なしまかぜを使っても片道5000円なので、意外と低予算でセレブな気分を楽しめる。ほどよい田舎感が楽しめるのでとてもリラックスできました。
ご飯がどれも美味しく、またのんびり行ってみたい。