小学生の頃、はじめて散髪屋に行ったときです。どんな髪型があるのか右も左もわからないですよね。
親に「かりあげにしてスッキリしてきたらいいやん」と言われるがまま、それを散髪屋のおじさんに伝え、仕上がった結果にとても落ち込んだのが散髪屋嫌いの事の発端。小学生ながら、かりあげっていつの時代やねん!と髪がのびるまでブルーになっていたものです。
学生当時も散髪屋が嫌いなので「まぁ来週でいいか…」と、どんどん長くなる髪と散髪屋に通うスパン。すると多めにカットしてもらうことになるのですが、今までとの差に、いかにも散髪しましたという雰囲気にがっかりします。散髪嫌いをさらに加速させる負のループです。
カットしてる間もぎこちない世間話をしながら、そこそこ微妙な空気が流れます。これも散髪屋が嫌いである大きな要因だと思います。
そんなこんなで、学生以来、散髪屋が苦手でずっと自分でなんとか切っていました。
しかし自分でカットするのは大変
自分で切ると後ろの髪をうまく切れないのはもちろん、仕上がりもギザギザ。大変だし時間がかかるのもデメリットです。そして、アラサーおじさんが自分で髪を切っている姿がなんともやばいんじゃないかと思い始めました。
髪が伸びてきたなぁ、めんどくさいなぁと思っている時、1000円カットなる店が目に入りました。心構えをなんもしてない状態でフラッと散髪屋に入ってサッと整える程度に散髪したら楽じゃないかと頭をよぎったのです。
最近の1000円カット事情はどうなのか
Twitterでも1000円カットの投稿を目にする事があったので調べてみました。
なんと、美容師の方が1000円カットに行ってみた記事を書いているではありませんか。
しかもこの人見たことあるぞと思ったら、バズフィードの星野源になりたい記事の美容師さんです。
ほかにも何件か調べて「QBハウスはいいぞ」との声があったので行ってみることに。どこぞのしれぬ1000円カットより、QBハウスは全国チェーン店ならではの安心感があります。
・予約をしなくてOK
・10分程度で終わる
・当たり障りのないスムーズな接客
・世間話は不要
・美容師さんは短時間で数をこなしているので技術がある
などメリットはたくさん。
QBハウスの様子
店内には店員が3人。10年前はカリスマ美容師でしたというオーラがでているおじさまと、若い女性の店員が2人。
1000円カットは無愛想なおじさんの店員の印象がありましたが、QBハウスは「いらっしゃいませ!」と、とても爽やかでした。
誰にあたるかは選べませんが、女性の店員さんもいるので、女の人でも少し整える感覚で利用するのもいいかもしれません。
入店した時、客は自分ひとり。しかし次々と人が入ってきます。
10分くらいでささっと仕上げて牛丼屋でご飯を食べるかのごとく店を後にする客。
僕が求めていた散髪屋はこういうものでした。
速さを売りにしているだけあって、美容師さんもカットに集中しています。世間話をしなくていい雰囲気がありとてもよいです。世間話はしないけど、カットしてる途中に「ここどうしますか?」と質問もしてくれるので助かります。
「全体的に2cmくらい短くして下さい」と頼んだけど、思ったよりも短くなった気がしますが、自然な仕上がり。アーティスティックな髪型にしない自分にとってはちょうどよいです。ちょうどよいis最高。
QBハウスの店舗検索から各店舗の混み具合がわかるのでチェックしてから行くといいかもしれません。
さいごに
QBハウスは散髪屋が苦手な人にはかなりオススメです。
これなら短いスパンで整える程度の気分で通えそう。仕事の帰りや、買い物のついでにフラッと。
散髪後は久々にリフレッシュしたような気分で、長年自分で髪を切り続けていた自分にとって、人生で初めて散髪してよかったと思ったかもしれないです。