会社の制作テンプレートを一新することになったのでSVGデータを使ってみることにしました。
IllustratorのデータをSVGで保存
現在使用ソフトがIllustrator CS5と少し古いので、もしかすると異なる部分もあるかもしれません。
Illustratorで作成されたロゴデータ等を開き(フォントのアウトラインを忘れずに)、
「ファイル」→「別名で保存(ctrl + shift + s)」で
「ファイルの種類」を「SVG」にして保存。
これだけです。
SVGファイルはアートボードのサイズで書き出されるので、アートボードに不要な余白がある場合は
アートボードツール、もしくは
「ファイル」→「ドキュメント設定」→「アートボードの編集」ボタン
から編集します。
※「ファイル」→「書き出し」にすると「ファイルの種類」の選択にSVGがないのでお気をつけを。
SVGファイルをHTMLで表示する
SVGファイルの表示方法はimgタグ、svgタグ、objectタグなど色々ありますが、一番馴染みのあるimgタグでさくっと表示してみます。
<img src="/images/logo.svg" />
このように画像ファイルを表示するが如く、非常に簡単です。
参考:HTML5でのSVGファイル操作のおさらい - Qiita
のはずが、表示されない…。
試しにobjectタグで記述したところ表示されたので、imgタグに問題があるのかもと思いググってみました。
どうやらサーバーの設定によってSVGがimgタグで認識出来ない事があるようです。
解決方法
.htaccessファイルに以下の記述を追加すればOKです。
AddType image/svg+xml .svg AddType image/svg+xml .svgz
参考:外部SVGファイルの使い方と、表示されないときの注意点 - 03LOG
SVGのメリット
・いくら拡大してもぼやけないので高解像度ディスプレイ、レスポンシブに向いてる
・サイズ変更によるスライスのし直しが必要ないのが良い
SVGのデメリット
・IE8以下では使えない。
とは言っても今の時代、最低でもIE9から対応できれば良いと思います。
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