化物語はアニメから入って、本は後から読みました。
こちらの原作は化物語の醍醐味である会話劇をもっと楽しみたい、という人におすすめ。このやりとりが楽しくてアニメを何度も見てる人は是非に。
アニメを見た人はストーリの楽しさは半減、だけど楽しめます
一度アニメを見た人はストーリー的な面白さはもちろん半減します。
化物語は特に、シリーズの中でも怪異との関係性・ストーリーがうまかったので余計にそう感じたのかも。ネタバレ要素がありますし。
ですが、アニメには収録されなかった部分が結構多かったんだなと思えるほどあって、西尾維新の言葉遊びを存分に楽しめます。実際、文字で読んで理解される部分もありました。「蕩れ」とかアニメでよくわかんなかったですし。
特に面白くなってくるのは下巻、八九寺、神原の会話。ずっとニヤニヤしてしまいます。ほかに、ガハラさんとの車での初デートの回は結構じんわりくるものがありました。
先にアニメを見ていたこともあって、本で読んでいてもキャラクターの声で脳内再生してくれるんですね。化物語の声優陣はほんとに素晴らしいなと。「声優」というものを意識するようになったは化物語からです。
言葉選びが合わない人もいるかも
本から読み始める人は、言葉の選び方に若干オタク感というか中二感を感じるところも少しあるので、もしかすると苦手な人もいるかも。
まぁ、登場人物からして戦場ヶ原ひたぎとか八九寺真宵とか、そういう感じなのでニュアンスは伝わるんじゃないでしょうか。
忍との関係性を示す内容は特に含まれておらず、傷物語映画化を楽しみにしてる人にもネタバレはありません。
先日、憑物語のアニメ化発表がありましたね。いつもながらにカッコイイPV。今年の年末、楽しみですな。セカンドシーズンでずいぶんといい印象になった斧乃木ちゃんがメインの話のよう。花物語のときのように間に合わないなんてこたぁ無いでしょうね？
