一角のアンテナが覚醒時にパカっと割れると噂を聞いて、超ダサい!というのがUC開始当初の感想でした。それだけで食わず嫌いだったのですが「おもしろい!」と周りで騒がれていたので見てみました。
アニメを見る前に調べてみると、ガンダムUCはファースト、Z、ZZ、逆襲のシャア、からの宇宙世紀シリーズの続きのストーリー。
それだけあって、今までの宇宙世紀シリーズのガンダムを見た人にとっては
登場人物、モビルスーツ、軍、などなど、胸アツなものがあります。これだけで見る気になります。
ストーリーはややこしいかも
ストーリーは軍や財団、企業などの関係性がわりとややこしいです。登場人物も多く、誰がどこの人なのかも所見では覚えられません。モビルスーツ(MS)も多いので、どことどこが戦ってるのかわからなくなります。
今までのシリーズを知ってる前提で作られている感があり、劇中であまり説明がない気がしました。よくわからなかった人はガンダムUC公式サイトの登場人物や各話のあらすじを読むと理解できると思います。
ガンダムUC 登場人物一覧
・CHARACTER | 機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]
誰がどこの所属で、どういった立ち位置なのかがわかります。連邦にも悪役顔がいるのがまぎらわしいです(主にダグザ中佐)。
ガンダムUC あらすじ
1~7話とイントロダクションが書かれています。最終話見る前に見たら色々と理解できました。
あとこちらのツイートも参考になります。
ガンダムUCのアニメを見てもいまいち登場勢力の関係が分かり辛かった方のために分かりやすい一覧表を用意したぞ! pic.twitter.com/0MVZT0yOs0
— シャア・アズナブル (@Char_red_comet) 2014, 6月 1
キャラクターデザイン・表情がいい
キャラクターデザインはガンダムSEEDとか00とかキラキラしたものでなく、安彦良和氏による馴染みのあるデザイン。最近のガンダムに抵抗があった人も、なんの心配もいりません。
主人公のバナージはアムロとカミーユを足して二で割った感じでまさにガンダムの主人公。ミネバの冷静ながら力強い視線など、グッと来ます。繊細な表情であったり、作画が素晴らしい。
モビルスーツのデザインが良い
ユニコーンの標準状態のデザインがめっちゃ好きです。シンプルだし新しい感じがするのにギラギラしておらず絶妙です。NTD状態はロボットアニメ感がありすぎてあんまりでしたが。
中でも好きなのがクイン・マンサの性能をそのままで小型化を成功させたMS、クシャトリヤ。4つのバインダーが重厚感があってよいですね。
ほかに、バイアラン・カスタムもいいとこ取りすぎて過去キャラの伏線かと思いきや、とくに何もなかったですね。Z時代のMSは形が独特で好きです。
過去作品から受け継がれたフォルムのMSが多数でてきます。
機動戦士ガンダムUC カトキハジメ メカニカルアーカイブス (角川コミックス・エース 257-1)
- 作者: カトキ ハジメ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/08/26
- メディア: コミック
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カトキハジメ氏によるガンダムUCに登場するMSのデザイン集。フルカラーで読み応えあります。
作画やアニメーションがカッコ良い
戦闘シーンを見るだけのために見ても良いと思います。(もちろんストーリーもおもしろいですが。)
CGを取り入れていますが、Z劇場版のようなわざとらしさがないのでアニメに馴染んでいて技術の進歩を感じます。すごいね、最近のCG技術。
宇宙世紀シリーズを見てからがおすすめ
宇宙世紀シリーズを見たことがない人でも楽しめるかもしれないですが、見た人のほうがきっと何十倍も楽しめます。
各シリーズ4,50話あってめちゃくちゃ長いんですが(劇場版ははしょりすぎてあんまりなのでアニメ版がおすすめ)、それを見てからUCをみるのが絶対おすすめ。
ZZはZから一転して子供向けアニメっぽいんですが(特に1話が気が狂ってるとおもうくらいやばい)、途中から面白くなるので前半にめげず、全部見て欲しいです。
ガンダムが面白いのは、悪役は悪!ではなく、それぞれが信念や守るべきものを持って、そのために戦っているところ。それぞれのキャラクターに情を抱いてしまいます。ロボットアニメといえども、魅力的なのは人間のストーリーです。
最近のガンダムがとっつきにくくて見てなかった人には特におすすめの作品です。ついつい小学校以来プラモを調べてしまいました。
HGUC 1/144 NZ-666 クシャトリヤ (機動戦士ガンダムUC)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2009/10/17
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