花物語、残念ながら公開延期になったようですね。さすがシャフト…
公開は8月16日、全5話一挙放送らしいです。
シャフトつながりでアニメを探していると、物語シリーズでお馴染み、阿良々木暦役の神谷浩史さんが主役を務める「さよなら絶望先生」が気になったので見てみました。
物語シリーズにずいぶんとハマっていたので、頭のなかでは神谷浩史=阿良々木くん、だったので最初は少し違和感を楽しみながら見ていましたが、絶望先生はこれはこれでピッタリです。
内容
物事をなんでもネガティブに捉えてしまう糸色望と個性的な生徒達によって繰り広げられる社会派(?)ギャグ漫画です。
日常生活ネタから毒のあるブラックなネタまで取り込んだ内容でおもしろかったです。世間を斜に構えて見てる作者の性格がそのまま現れているというか…笑。こういったネタは非常に好きです。
毒のあるネタを、常に敬語でしゃべっている望と、かわいらしい生徒にやらせることでなんだか許される気がします。
望が絶望した後にカフカがポジティブに追い打ちをかける展開がよいですね。
あと、辛いことがあるとすぐ死にたがる望に好感 笑。アニメはネガティブな主人公のほうがいいんです!(ガンダムやエヴァしかり)
アニメは全3期とOAD
1期「さよなら絶望先生」
2期「俗・さよなら絶望先生」
3期「懺・さよなら絶望先生」
個人的に2期からが面白かったので、1期がだらだらしてあんまりだったなぁーという方は是非とも2期も見ていただきたい。
2期からアニメのテンポも良くなっていい味が出てきます。パロディなどもかなり大胆に取り入れていたり。(4話はガイナックスがクレジットに!)
シャフトについて
シャフトはアニメの制作会社です。制作は新房監督との組み合わせが多いですね。シャフトは締め切りがあれで有名らしいですが、オープニングが初回の何回かは放送までに間に合わなかったのか、ほぼ文字だけで構成されたものが流れていました。
が、完成したオープニング映像がものすごくカッコイイ!
OPはサブカルっぽさやエロティックな感じがあるのですが、不思議とアニメに馴染んでます。コラージュを取り入れたり(マエダックス…)かなり独特なアニメーションになっています。
絕望先生 1st OP - 人として軸がぶれている - YouTube
望が追われて走っている様子は狂気に満ち溢れているし、「ステキ」の部分はなにかゾクッとするのもがあります。シャフトすごい。
2期、3期のOADではまどマギでお馴染み、劇団イヌカレーの制作が入ってよりグロテスクでカッコイイOPも見ることができます。
ほかにも、昭和テイストな色みの出し方、パステル調の色づかい、物語シリーズででてくるようなコマ表現など絶望先生から生まれたのかなぁと。普通のアニメでは見られないような作画、センスがすばらしいです。何度も言いますがシャフトすごすぎます。
大槻ケンヂと絶望少女達
OPのアニメーションもしかり、曲もものすごくカッコ良い。
アニメ曲としてイメージがマッチしてるのはもちろん、曲単体としてみてもカッコ良いです。これをうまい具合にアニメの雰囲気と合わせたのがすごい発想です。
大槻ケンヂさんの歌は初めて聴きましたが、めちゃよいですね。
- アーティスト: 大槻ケンヂと絶望少女達,大槻ケンヂ,野中藍,井上麻里奈,小林ゆう,沢城みゆき,新谷良子
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2009/07/23
- メディア: CD
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さよなら絶望放送
Youtubeにて「さよなら絶望放送」なるラジオ番組を全回聴くことができるので(公式…?)神谷浩史さん、新谷良子さんファンの方は要チェック!物語シリーズのあとがたりもそうだったけど、神谷さんしゃべりうまいなぁ。ご飯食べながら少しづつ聴いてます。おもしろい!音声編集の過剰エフェクトが癖になります。
さよなら絶望放送 第1回 (神谷浩史・新谷良子) - YouTube
漫画
原作は久米田康治さんによるマガジンの連載漫画です。
アニメだと大量の文字がバーっと流れていってしまうのでネタをじっくり噛みしめたい人はお勧めします。漫画とアニメでそれほど作画に違和感がないのですんなり入れると思います。
先日、大人買いして読み進め中。巻末の作者による紙ブログがあまりにネガティブすぎて面白いです。
というわけで、なんか見るアニメないなぁーという方はぜひご覧ください。
次は荒川アンダーザブリッジあたりを見ようかしら…