再掲です。
高コスパイヤホンシリーズです。
2,3千円代の中では外せないフィリップスのイヤホンにSHE9700という型がありますが、それの新しい型番「SHE9710」が発売されたようなので購入してみました。
SHE9700か9710かわかりませんが、マツコデラックスの番組で紹介されていたみたいですね。
高音がおいしい
ドラムなど打楽器類のアタック音とかアコギのボディー表面が鳴っているうまい高音域がとても良くきこえます。いいイヤホンで音楽を聴くたびにエンジニアが本来ねらった音を聴ける気がしてうれしいですね。
高音が良く聞こえるというけど、チャリチャリした音ではなく、超高域と中域のちょうど間ぐらいの部分です。ギターアンプでいうとTREBLEツマミあたり。伝わりにくいですが。
空気感がとてもよくでている
SHE9710の一番良い部分は音のクリアさだと思います。
高音のおいしさが出ているのはもちろんですが、音の分離感がすごく良いんです。
分離感がよいというのは、鳴っているそれぞれの楽器と楽器の間にすきまがあるイメージ。
隙間がある分、まざってぐちゃぐちゃにならずクリアに聴こえます。
以前買った、Creative EP-830と比べると、EP-830は音が耳の近くで密集して楽器が鳴っているのに対してSHE9710は少し離れた場所で楽器それぞれが独立して鳴ってる感じ。タイプが全然ちがいます。ご参考までに。
音それぞれが離れているから、リバーブの感じがとても良く聞こえます。
意外とオーケストラとか聴くのに向いてるかも?見た目とは裏腹に 。
前の型番のSHE9700は持っていないので違いが書けないのですが、レビューを見る限りでは低音がよりクリアになったようですね。
SHE9710から違うイヤホンにかけなおすとどうも音がこもって聴こえてしまうぐらいクリアです。
コード・ケーブルの感じ
こちらもEP-830との比較ですが、EP-830がぺらぺらの安っぽいコードなのに対して、SHE9710はそこそこの太さがあります。
イヤホンの分岐部分のコードは右側が長いタイプ(コードを首の後ろに回すタイプ。個人的にこのタイプが好き!)。ジャックはL字型。EP-830と結構ちがいます。
気になった点
いい感じに書きすぎたので気になった点も書いておきます 笑。
SHE9710は高音を少し不自然にあげてる印象を受けました。イコライザーであげました!という感じ。初めて聴いたときは少しカリカリしてるなぁ、と。まぁ、でもすごい絶妙だと思います。やりすぎ手前ぐらいで個人的にはOKです。
音の分離感があるけど、その分、音圧がないです。個人的に少し低音が物足りなかった。ここも好みが分かれそうですが、EP-830は近くで音が鳴ってる分、音に迫力があります。ロックやクラブミュージックなどで迫力を楽しみたい人はEP-830のほうがおすすめ。もしくは少し価格の安いEP-630。こちらのほうがコスパが高く人気ですね。
Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK
- 出版社/メーカー: クリエイティブ・メディア
- 発売日: 2007/11/03
- メディア: エレクトロニクス
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SHE9710はきれいに音楽を聴きたい人向けですかね。空気感を含んだアコースティックとかクラシック音楽など良いかも。それ以外のジャンルでもSHE9710で音楽を聴くと立体感があって「こんな風になってたんだ!」と違った雰囲気で音楽をたのしめると思います。おためしあれ。
あ、あと付属のケースがいままで買ったイヤホンの中で一番使いやすそうでした。
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